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しちほのさい【七歩の才】▽中国🔗🔉

しちほのさい【七歩の才】▽中国 詩才が極めてすぐれていて、しかも作詩が早いこと。 《参考》 (イ)魏(キ゛)の曹植(ソウショク)が、兄の曹丕(ソウヒ)(=文帝)に、「7歩歩く間に詩を作れ。できなければ重罪に処する。」と言われて、直ちに「豆ヲ煮テ持(モッ)テ羹(アツモノ)ヲ作リ、菽(マメ)ヲ漉(コ)シテ以(モッ)テ汁(シル)ヲ為(ツク)ル。マメガラハ釜下(フカ)ニ在ッテ燃(モ)エ、豆ハ釜中ニ在ッテ泣ク。本(モト)同根ヨリ生ズ、相煎(ニ)ルコト何ゾ太(ハナハ)ダ急ナル。」という詩を作った。曹丕はこの詩を見て心に深く恥じたという。 (ロ)豆を煮るにまめがらをたく。 《出典》 〔世説新語(セセツシンコ゛)・文学篇〕

ことわざ ページ 231 での七歩の才単語。