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しちにんのこはなすともおんなにこころゆるすな【七人の子は生すとも女に心許すな】🔗🔉

しちにんのこはなすともおんなにこころゆるすな【七人の子は生すとも女に心許すな】 7人の子を設けるほど長い間いっしょに暮らしてきた妻であっても、女性には心を許して大事な秘密を打ち明けてはならないということ。

しちほのさい【七歩の才】▽中国🔗🔉

しちほのさい【七歩の才】▽中国 詩才が極めてすぐれていて、しかも作詩が早いこと。 《参考》 (イ)魏(キ゛)の曹植(ソウショク)が、兄の曹丕(ソウヒ)(=文帝)に、「7歩歩く間に詩を作れ。できなければ重罪に処する。」と言われて、直ちに「豆ヲ煮テ持(モッ)テ羹(アツモノ)ヲ作リ、菽(マメ)ヲ漉(コ)シテ以(モッ)テ汁(シル)ヲ為(ツク)ル。マメガラハ釜下(フカ)ニ在ッテ燃(モ)エ、豆ハ釜中ニ在ッテ泣ク。本(モト)同根ヨリ生ズ、相煎(ニ)ルコト何ゾ太(ハナハ)ダ急ナル。」という詩を作った。曹丕はこの詩を見て心に深く恥じたという。 (ロ)豆を煮るにまめがらをたく。 《出典》 〔世説新語(セセツシンコ゛)・文学篇〕

しちゅうにかつをもとめる【死中に活を求める】▽中国🔗🔉

しちゅうにかつをもとめる【死中に活を求める】▽中国 助かる望みのほとんどない絶体絶命の境地にあってなお生き延びる方法を捜し求める。「死中に生を求める」とも。 《出典》 男児当(マサ)ニ死中ニ生ヲ求ムベク、坐(サ゛)シテ窮スベケンヤ。〔後漢書(コ゛カンシ゛ョ)・岑苓伝〕

しちょうのわかれ【四鳥の別れ】▽中国🔗🔉

しちょうのわかれ【四鳥の別れ】▽中国 親子の悲しい別れのたとえ。 《参考》 孔子が朝早く悲しそうな泣き声を聞き、そばにいた顔回に尋ねた。顔回は、「桓山(カンサ゛ン)の鳥が4羽の子を生んだが、子鳥が成長して巣立つとき、母鳥が悲しんで鳴いたという例と同じでしょう。」と答えた。孔子が事情を聞きに行かせると、果たして、子どもを売って父の葬式を済ませた母が、子どもとの別れを悲しんで泣いていたという。 《出典》 〔孔子家語(コウシケコ゛)・顔回篇〕

ことわざ ページ 231