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せきりんのあじをなめてかいけいのはじをすすぐ【石淋の味を嘗めて会稽の恥を雪ぐ】▽中国🔗⭐🔉
せきりんのあじをなめてかいけいのはじをすすぐ【石淋の味を嘗めて会稽の恥を雪ぐ】▽中国
屈辱を堪え忍んで復讐(フクシュウ)を遂げることのたとえ。
《参考》
(イ)越王の勾践(コウセン)は、呉王夫差(フサ)に会稽山で敗れ囚(トラワ)れの身となった。夫差の機嫌(キケ゛ン)を取るために、石淋の病気になった夫差の、小便といっしょに出る石をなめてその味を医師に知らせ、医師が病状を判断する材料とするという役を買って出た。そのため夫差の病気は早く治り、その功積によって勾践は帰国をゆるされ、後に呉を攻伐して恥をすすいだという。
(ロ)「石淋」は、腎臓(シ゛ンソ゛ウ)や膀胱(ホ゛ウコウ)にできた結石。
ことわざ ページ 284 での【石淋の味を嘗めて会稽の恥を雪ぐ】単語。