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もうきのふぼく【盲亀の浮木】▽東洋🔗🔉

もうきのふぼく【盲亀の浮木】▽東洋 出会うのが容易でないこと。また、めったにない幸運にめぐりあうことのたとえ。「盲亀の浮き木」「盲亀浮木」「浮木の亀(カメ)」「浮き木の亀」とも。 《参考》 大海中にすんでいて、100年に一度だけ水面に浮かび出る目の見えない亀(カメ)が、波間に漂う浮き木のただ一つある穴に入ろうとして苦心するが、なかなか入ることができないという仏教説話による。 《出典》 世ニ生マレテ人ト為(ナ)ルハ難(カタ)ク、仏世ニ値(ア)ウモ亦(マタ)難キコト、猶(ナオ)大海中ノ盲亀ノ浮孔(フコウ)ニ遇(ア)ウガゴトシ。〔涅槃経(ネハンキ゛ョウ)〕 《類句》千載一遇。優曇華(ウト゛ンケ゛)の花。

ことわざ ページ 547 での盲亀の浮木単語。