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よしょのうれい【予且の患い】▽中国🔗🔉

よしょのうれい【予且の患い】▽中国 貴人が無名の者に暗殺される恐れのたとえ。また、油断して思わぬ不覚をとる恐れのたとえ。 《参考》 呉王夫差(フサ)が人民と酒を飲みたいと言い出したときに、家臣の呉子胥(コ゛シショ)が思いとどまるようにいさめて次のような話をした。あるとき、予且という男が魚の目を射たところ、その魚は天帝に仕える白竜が化した魚だった。白竜が目を射られたことを天帝に訴えると、天帝は、「おまえが魚の姿をしていたのならば人に射られても当然だ。予且に罪はない。」と、とりあわなかったという。呉子胥は、王がわざわざ危険に身をさらす必要がないことを説いたという。 《出典》 〔説苑(セ゛イエン)・正諫篇〕 《類句》白竜魚服(ハクリョウキ゛ョフク)。

ことわざ ページ 578 での予且の患い単語。