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よせいをかる【余勢を駆る】🔗🔉

よせいをかる【余勢を駆る】 あることを成し遂げて、弾みの付いた勢いに乗じて、さらに他のことを行おうとするようす。 《例文》 「勝利の余勢を駆って都へ攻め上った。」

よぜんをたもつ【余喘を保つ】🔗🔉

よぜんをたもつ【余喘を保つ】 かろうじて命を保っている。滅びそうなものが、ほそぼそと続いていることのたとえ。 《例文》 「今も民俗芸能が余喘を保っているのは、人々の心に昔を懐かしむ思いがあるからだろう。」 《参考》 「余喘」は、死に瀕(ヒン)したときの息。虫の息。

よそにする【余所にする】🔗🔉

よそにする【余所にする】 自分には関係のないものとしておろそかにする。ほうっておく。「余所になす」とも。 《例文》 「勉強を余所にして遊び回る。」 《参考》 「余所」は「他所」とも書く。

よそものにする【余所者にする】🔗🔉

よそものにする【余所者にする】 その人を仲間として認めず、のけものにする。 《例文》 「つまらないことでみんなの気持ちを害し、いつの間にか余所者にされてしまった。」

よたかのよいだくみ【夜鷹の宵だくみ】🔗🔉

よたかのよいだくみ【夜鷹の宵だくみ】 できもしない不相応なことを計画することのたとえ。また、計画だけは大きいが、実現できないことのたとえ。「夜鷹(ヨタカ)の食(シ゛キ)だくみ」とも。 《参考》 よたかは、夕方から夜にかけて蚊のような小さい虫を捕って食うが、あるとき、「夜出歩いたのでは小さな虫しか捕れないから、今後は夜寝て昼間餌(エサ)をあさり、もっと大きなものを食おう」と決心した。しかし、空腹なのでとりあえずいつものように小さい虫を捕るために飛び回り、翌日はその疲れで眠ってしまい、結局その繰り返しで、このうまい計画は実行できなかったという話から。

ことわざ ページ 578