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いしにくちすすぎ ながれにまくらす【石に漱ぎ 流れに枕す】🔗🔉

いしにくちすすぎ ながれにまくらす【石に漱ぎ 流れに枕す】 負け惜しみが強いこと。無理にこじつけて自説を通そうとすること。 ◎中国晋(しん)の孫楚(そんそ)という人が、本来は「石に枕し、流れに漱ぐ」と言うべきことばを「石に漱ぎ、流れに枕す」と言い誤ってしまったとき、「石に漱ぐ」は歯を磨くため、また「流れに枕す」は俗事を聞いた耳を洗うためだとこじつけた故事から。なお、「さすが」に「流石」の漢字を当てたのも、また、夏目漱石(なつめそうせき)の号もこのことばに由来する。 〔出〕晋書(しんじょ) 〔例〕「石で歯を磨いても流石(さすが)へらぬ口」(古川柳)

ことわざ ページ 648 での石に漱ぎ 流れに枕す単語。