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ねくびをかく【寝首を掻く】🔗🔉

ねくびをかく【寝首を掻く】 相手の油断につけ込み、不意をついて相手をおとしいれること。卑怯(ひきょう)な手段で相手をだまし討ちにすること。 ◎ぐっすり寝ている人の首を切る意から。逆にそういう目に遭うことを「寝首を掻かれる」と言う。 〔類〕闇討ちに遭う

ねこかぶり【猫かぶり】🔗🔉

ねこかぶり【猫かぶり】 本性を隠していかにもおとなしく、やさしそうに見せかけること。また、知っているくせに、まるで知らないふりをすること。 ◎「かぶり」はそのようにふるまう、そういうようすをすることで、おとなしい猫のようなふりをするの意から。「猫をかぶる」「猫っかぶり」とも言う。

ねこがこえればかつおぶしがやせる【猫が肥えれば鰹節が痩せる】🔗🔉

ねこがこえればかつおぶしがやせる【猫が肥えれば鰹節が痩せる】 一方がよくなれば他方が悪くなる。一方が得をすれば他方は損をするというたとえ。 〔類〕あちら立てればこちらが立たぬ

ねこでないしょうこにたけをかいておき【猫でない証拠に竹を描いておき】🔗🔉

ねこでないしょうこにたけをかいておき【猫でない証拠に竹を描いておき】 へたな絵をからかって言うことば。 ◎虎(とら)を描いたつもりが猫のように見えてはまずいので、「竹に虎」の取り合わせで知られる竹を描き足しておく意の川柳から。 〔例〕「猫ならば猫にしておけ下手の虎」(古川柳)

ねこにかつおぶし【猫に鰹節】🔗🔉

ねこにかつおぶし【猫に鰹節】 好きなものをすぐそばに置くのは過ちを起こすもととなり、危険だということ。 ◎猫の目の前に大好物の鰹節を置いて番をさせるようなものだの意から。 〔較〕set the wolf to keep the sheep(狼(おおかみ)に羊の番をさせる)

ねこにきゅうしょうあり【猫に九生あり】🔗🔉

ねこにきゅうしょうあり【猫に九生あり】 猫は容易には死なないものだということ。 ◎西洋では猫は九つの命を持つと言われる。英語のA cat has nine lives.から。

ねこにこばん【猫に小判】🔗🔉

ねこにこばん【猫に小判】 どんなに価値あるものでも、その価値のわからない者にとっては、ねうちもなく、なんの役にも立たないというたとえ。 ◎いろはがるた(京都)。 〔類〕豚に真珠/馬の耳に念仏

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