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おんなはさんがいにいえなし【女は三界に家なし】🔗🔉

おんなはさんがいにいえなし【女は三界に家なし】 女性は、若いときには父親に従い、結婚すれば夫に従い、年を取れば子に従って、家の主になって安住できるところがないということ。「三界に家なし」とも。 《参考》 「三界」は、三千世界のことで、全世界の意。 《類句》女に家なし。女に三つの家なし。女は百まで家持たず。

おんなやもめにはながさく【女寡に花が咲く】🔗🔉

おんなやもめにはながさく【女寡に花が咲く】 夫を亡くした女性は身ぎれいになって男性にもてはやされるということ。 《参考》 男鰥に蛆が湧き女寡に花が咲く。

おんにきせる【恩に着せる】🔗🔉

おんにきせる【恩に着せる】 その人のためにした、ちょっとした親切をことさら取り上げて、ありがたがらせる。 《例文》 「昔、ちょっと世話をしたことを恩に着せて金をせびる。」

おんにきる【恩に着る】🔗🔉

おんにきる【恩に着る】 世話や親切を受けたことをありがたく思う。恩に受ける。 《例文》 「昔ちょっとした世話をしてやったことを恩に着て、今でも上京すると必ず寄ってくれる。」

おんのしゅよりなさけのしゅ【恩の主より情けの主】🔗🔉

おんのしゅよりなさけのしゅ【恩の主より情けの主】 恩を施してくれた人よりも情けを施してくれた人のほうをありがたく思うということ。「恩よりも情けの主(シュ・ヌシ)」とも。

おんのはらはきらねどなさけのはらはきる【恩の腹は切らねど情けの腹は切る】🔗🔉

おんのはらはきらねどなさけのはらはきる【恩の腹は切らねど情けの腹は切る】 恩に報いるために死ぬ人は少ないが、義理人情のために死ぬ人は多いということ。「恩の腹は切らねど情けの腰は切る」「恩の腹は切らねど義理の腹は切る」とも。 《類句》恩の死にはせねども義理の死にはする。

おんみつのさたはたかくいえ【隠密の沙汰は高く言え】🔗🔉

おんみつのさたはたかくいえ【隠密の沙汰は高く言え】 ないしょ話はかえって人の注意をひくから、秘密の話はなんでもないふうに高い声で話すほうがよいということ。

おんりょうきょうけんじょう【温良恭倹譲】▽中国🔗🔉

おんりょうきょうけんじょう【温良恭倹譲】▽中国 穏やかで素直で、うやうやしくて丁寧で、つつましやかで控え目であること。 《参考》 孔子の人に接する態度を述べたことば。 《出典》 夫子(フウシ)ハ温良恭倹譲、以(モッ)テ之(コレ)ヲ得タリ。〔論語(ロンコ゛)・学而篇〕

おんをあだでかえす【恩を仇で返す】🔗🔉

おんをあだでかえす【恩を仇で返す】 恩を施してくれた人にひどい仕打ちをする。 《類句》恩を仇。恩を恨みで報ずる。

ことわざ ページ 101