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かいいぬにてをかまれる【飼い犬に手を噛まれる】🔗⭐🔉
かいいぬにてをかまれる【飼い犬に手を噛まれる】
日ごろよくめんどうを見てやっていた者や信じていた部下などから裏切られ、害を受けることのたとえ。
《類句》飼い犬に足を食われる。手飼(テカ゛)いの犬に手食わるる。
がいかをあげる【凱歌を揚げる】🔗⭐🔉
がいかをあげる【凱歌を揚げる】
戦いに勝って喜びの歓声をあげる。
戦争や試合に勝つことのたとえ。
《例文》
「接戦の末、ようやくがい歌を揚げることができた。」
《参考》
(イ)「凱歌」は、戦いに勝ったときに歌う祝いの歌。
(ロ)「凱歌を奏する」とも。
かいけいのはじ【会稽の恥】▽中国🔗⭐🔉
かいけいのはじ【会稽の恥】▽中国
戦いに負けて敵に降伏する恥。
《例文》
「会稽の恥を雪(ソソ)ぐ。」
《参考》
越王の勾践(コウセン)は呉王の夫差(フサ)と戦って負け、会稽山に逃げ込み、越は呉の属国になるという恥ずべき条件で降伏したという。
《出典》
〔史記(シキ)・越世家〕
がいこつをこう【骸骨を乞う】▽中国🔗⭐🔉
がいこつをこう【骸骨を乞う】▽中国
《主君に差し上げた自分の体の残がいを返してくれるように願うの意》高官が辞職を願い出ることのたとえ。「乞骸(キツカ゛イ)」とも。
《参考》
文語的なことば。
《出典》
范増(ハンソ゛ウ)大イニ怒ッテ曰(イワ)ク、天下ノ事大イニ定マレリ。君王自ラ之(コレ)ヲ為(ナ)セ。願ワクハ骸骨ヲ賜リテ卒伍(ソツコ゛)ニ帰ラント。〔史記(シキ)・項羽本紀〕
かいごのはな【解語の花】▽中国🔗⭐🔉
かいごのはな【解語の花】▽中国
ことばも分かり、ものをも話す花。美人のたとえ。
《参考》
唐の玄宗皇帝(ケ゛ンソウコウテイ)は、美しいはすの花を観賞しながら、そばにいた楊貴妃(ヨウキヒ)を指して、いくら花が美しくても妃の美しさにはかなわないと言ったという。
《出典》
唐ノ太液池(タイエキチ)、千葉(センヨウ)ノ蓮(ハス)開ク。明皇(メイコウ)妃子ト共ニ賞ス。妃子ヲ指シ左右ニ謂(イ)ッテ曰(イワ)ク、何ゾ此(コ)ノ解語ノ花ニ如(シ)カンヤト。〔開元天宝遺事(カイケ゛ンテンホ゜ウイシ゛)〕
ことわざ ページ 102。