複数辞典一括検索+

はっぽうふさがり【八方塞がり】🔗🔉

はっぽうふさがり【八方塞がり】 苦しい局面を打開するための方法が見つからず、手のほどこしようがないこと。 ◎「八方」は東西南北および北東・東南・南西・西北の八つの方角、つまりあらゆる方角の意。陰陽道(おんみょうどう)で、いずれの方角に行くのも凶で、行くべき方角がすべて塞がれているということから。

はつものしちじゅうごにち【初物七十五日】🔗🔉

はつものしちじゅうごにち【初物七十五日】 その年はじめて取れた季節の食べ物を食べると、寿命が七十五日延びるということ。初物のうまさ、新鮮さを珍重することば。

はてんこう【破天荒】🔗🔉

はてんこう【破天荒】 今までだれもが思いも及ばなかった驚くべきこと。 ◎「天荒」は、天地未開の時の混沌(こんとん)とした状態を言い、それを破り開くの意。中国唐代、人材を輩出したことのない荊州(けいしゅう)を人々が天荒と呼び、その荊州からはじめて官吏の登用試験に合格する人材が出たとき、人々が「天荒を破った」と彼のことを言ったという故事から。 〔出〕北夢瑣言(ほくむさげん)

はとがまめでっぽうをくったよう【鳩が豆鉄砲を食ったよう】🔗🔉

はとがまめでっぽうをくったよう【鳩が豆鉄砲を食ったよう】 突然のことに驚いて目を見張り、きょとんとしているようすの形容。 ◎目の丸い鳩がおもちゃの豆鉄砲で、好物の丸い豆をぶつけられてびっくりし、いっそう目を丸くしているようすから。「鳩に豆鉄砲」とも言う。

はとにさんしのれいありからすにはんぽのこうあり【鳩に三枝の礼あり烏に反哺の孝あり】🔗🔉

はとにさんしのれいありからすにはんぽのこうあり【鳩に三枝の礼あり烏に反哺の孝あり】 礼儀を尊び、親孝行すべきことを説いたことば。 ◎「反哺」は、食べ物を口移しに食べさせる意。鳩の子は、木の枝に止まるときは親を敬って三本下の枝に止まり、烏の子は親が年を取ると餌(えさ)を口移しに食べさせて孝養を尽くすということから。「烏に反哺の孝あり」「反哺の孝」とも言う。 〔例〕「鳩は礼烏は孝に雀(すずめ)ちゅう」(古川柳)

ことわざ ページ 1019