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ばっこ【跋扈】🔗⭐🔉
ばっこ【跋扈】
勝手放題、横暴にふるまうこと。悪者などがのさばりはびこること。
◎「跋」は踏み越える、「扈」は魚を捕らえるための竹製の梁(やな)のこと。大きい魚が暴れて梁を飛び越えてしまうようすから転じたことば。一説に、権勢をかさにきて横暴だった中国後漢(ごかん)の梁冀(りょうき)を跋扈将軍と呼んだことからとも言う。
〔出〕後漢書(ごかんしょ)
ばっぽんそくげん【抜本塞源】🔗⭐🔉
ばっぽんそくげん【抜本塞源】
弊害の原因を根本から取り除き、二度と弊害が起こらないようにすること。
◎「抜本」は原因の根本を抜き去ること。「塞源」は弊害の源を塞(ふさ)ぐこと。
〔出〕春秋左伝
ばつざんがいせい【抜山蓋世】🔗⭐🔉
ばつざんがいせい【抜山蓋世】
意気盛んで、きわめて勇ましいこと。
◎山を引き抜こうかというほどの力と、世を蓋(おお)い尽くさんばかりの気力の意から。「力(ちから)山を抜き、気は世を蓋う」とも言う。なお、ここから生まれたことばに「蓋世の気」がある。
〔出〕史記
ばらにとげあり【薔薇に刺あり】🔗⭐🔉
ばらにとげあり【薔薇に刺あり】
美しい薔薇が刺で人を傷つけるように、見かけの美しいものでも、往々にして思いもかけない、傷つけるものを隠し持っていることがあるということ。
〔較〕No rose without thorn.(刺のない薔薇はない)
ばれいをかさねる【馬齢を重ねる】🔗⭐🔉
ばれいをかさねる【馬齢を重ねる】
取り立てて言えるほどのことを何もしないで、いたずらに年を取ること。
◎「馬齢」は自分の年齢を謙遜(けんそん)して言うことば。「馬齢を加える」とも言う。
ばんか【挽歌】🔗⭐🔉
ばんか【挽歌】
人の死を嘆き悲しんでうたう詩歌のこと。
◎葬送の際に柩(ひつぎ)を載せた車を挽(ひ)きながら、故人を追悼してうたった歌から。「輓歌」とも書く。
ことわざ ページ 1028。