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みずとあぶら【水と油】🔗🔉

みずとあぶら【水と油】 二つのものが調和しないこと、互いに気が合わずに打ち解けないことのたとえ。 ◎水と油は決して混じり合わないことから。「水に油」「油に水」とも言う。 〔類〕氷炭相容れず

みずにえをかく【水に絵を描く】🔗🔉

みずにえをかく【水に絵を描く】 →脂に描き氷に鏤む

みずにながす【水に流す】🔗🔉

みずにながす【水に流す】 今までのいざこざや気まずさなどを、すべてなかったことにして和解すること。

みずのあわとなる【水の泡となる】🔗🔉

みずのあわとなる【水の泡となる】 →水泡に帰す

みずのしたたるよう【水の滴るよう】🔗🔉

みずのしたたるよう【水の滴るよう】 女性や役者などがきわだって美しく色っぽいようすの形容。

みずのひくきにつくがごとし【水の低きに就くが如し】🔗🔉

みずのひくきにつくがごとし【水の低きに就くが如し】 あたかも、水が低い方へ流れていくように、ものごとの自然ななりゆき、世の中の自然な勢いは止めようとしても止められないということ。 〔出〕孟子(もうし) 〔較〕Water finds its own level.(水は自分でその場所を見つける)

みずはさんじゃくながれればきよくなる【水は三尺流れれば清くなる】🔗🔉

みずはさんじゃくながれればきよくなる【水は三尺流れれば清くなる】 川の水は三尺ほども流れれば、濁った水も澄んでしまう。川にはそういう自浄作用があるということ。 ◎「三尺」は約九十センチ。

みずはほうえんのうつわにしたがう【水は方円の器に随う】🔗🔉

みずはほうえんのうつわにしたがう【水は方円の器に随う】 人は、その置かれている環境や、付き合っている友人によって、よくも悪くもなるということ。 ◎「方円」は四角形と円形のこと。水は四角形の器に入れれば四角形に、円形の器に入れれば円形にと、器に随ってそれと同じ形になるの意から。 〔出〕荀子(じゅんし) 〔例〕「大水はうつわものにはしたがわず」(古川柳) 〔類〕善悪は友による 〔較〕Water leads itself to its vessel.(水はおのれをその容器に導く)

みずももらさぬ【水も漏らさぬ】🔗🔉

みずももらさぬ【水も漏らさぬ】 警戒などが厳重で、つけ入るすきがまったくないことの形容。 ◎水を漏らすほどのすき間さえないの意から。 〔例〕「水ももらさぬ約束は鍋鋳掛(なべいか)け」(古川柳)

みずをうったよう【水を打ったよう】🔗🔉

みずをうったよう【水を打ったよう】 その場にいる人が、いっせいに静まりかえるようすの形容。

ことわざ ページ 1081