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みみはだいなるべくくちはしょうなるべし【耳は大なるべく口は小なるべし】🔗🔉

みみはだいなるべくくちはしょうなるべし【耳は大なるべく口は小なるべし】 人の話には常に耳を傾けて知識を得るようにつとめ、自分の口はなるべく慎んでよけいなおしゃべりはしないように心がけよということ。

みみをおおうてかねをぬすむ【耳を掩うて鐘を盗む】🔗🔉

みみをおおうてかねをぬすむ【耳を掩うて鐘を盗む】 悪いこと、恥ずかしいことだと知りながら、むりになにも考えないようにしておこなうことのたとえ。また、自分ではうまく罪を隠しおおせたつもりでも、人々には広く知れわたっていることのたとえ。 ◎盗もうとした鐘が重すぎるので割って運ぼうと槌(つち)でたたいたところ大きな音がしたので、人に聞かれるのではないかと恐れ、愚かにも自分の耳をおおったという故事から。「耳を掩うて鈴を盗む」とも言う。 〔出〕呂氏春秋(りょししゅんじゅう) 〔較〕The cat shuts its eyes while it steals cream.(猫はクリームを盗むとき目を閉じる)

みみをたっとび めをいやしむ【耳を貴び 目を賤しむ】🔗🔉

みみをたっとび めをいやしむ【耳を貴び 目を賤しむ】 遠く離れたところにあるものをありがたがり、自分の身近にあるものをないがしろにすること。また、昔を貴び、現在を軽んじることのたとえ。 ◎人から伝え聞いたことを尊重するが、自分が実際に目にしたことをさげすむの意から。「耳を信じて目を疑う」とも言う。 〔出〕張衡(ちょうこう)

みめはかほうのもとい【見目は果報の基】🔗🔉

みめはかほうのもとい【見目は果報の基】 顔かたちが美しいということはしあわせを招くもとだということ。 ◎「見目」は容貌(ようぼう)、「果報」は幸運・幸福の意。 〔例〕「見目よけりゃするほどの事御意に入り」(古川柳) 〔較〕A fair face is half a portion.(美しい顔は財産の半分)

みめよりこころ【見目より心】🔗🔉

みめよりこころ【見目より心】 →人は見目よりただ心

みもふたもない【身も蓋もない】🔗🔉

みもふたもない【身も蓋もない】 言動があまりに露骨で風情がなかったり、あまりに率直すぎて話の続けようがないことの形容。 ◎「身」は器物の物を入れる部分のこと。身と蓋からなっている器物がその両方なくてはどうにもしようがないの意から。

みようみまね【見よう見真似】🔗🔉

みようみまね【見よう見真似】 人のしていることをいつも見ているうちに自然と覚えて、なんとかできるようになること。 〔類〕門前の小僧習わぬ経を読む/勧学院の雀は蒙求を囀る

ことわざ ページ 1085