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むしのいどころがわるい【虫の居所が悪い】🔗🔉

むしのいどころがわるい【虫の居所が悪い】 機嫌が悪くて怒りっぽくなっているたとえ。 ◎「虫」は「虫が知らせる」の項参照。 〔例〕「虫の居所を直させる猪口(ちょこ)二つ」(古川柳)

むしもころさぬ【虫も殺さぬ】🔗🔉

むしもころさぬ【虫も殺さぬ】 小さな虫一匹殺せないほど気が弱く、やさしくて、おとなしいようすの形容。

むじゅん【矛盾】🔗🔉

むじゅん【矛盾】 言うことやすることに食い違いがあって、つじつまの合わないこと。 ◎「矛(ほこ)」は槍(やり)に似た武器、「盾(たて)」は槍などを防ぐ武器。中国の楚(そ)の国で、矛と盾を売る男が、「この盾は堅いからどんなに鋭い矛でも突き通すことはできないし、この矛は鋭いからどんなに堅い盾でも突き通すことができる」と宣伝するので、ある人が「それならその矛でその盾を突いたらいったいどうなるのか」と質問したところ、男は返事に困って答えられなかったという故事から。 〔出〕韓非子(かんぴし)

むじょうじんそく【無常迅速】🔗🔉

むじょうじんそく【無常迅速】 人の世は移り変わりが激しく、月日はまたたく間に過ぎ去り、死もたちまちのうちにやってくるということ。 〔出〕伝灯録

むじょうのおにがみをせむる【無常の鬼が身を責むる】🔗🔉

むじょうのおにがみをせむる【無常の鬼が身を責むる】 いつ死ぬかわからない不安が、まるで鬼の責め苦のように、人を責めさいなむということ。 ◎「無常の鬼」は、はかない命を鬼にたとえたことば。 〔較〕Fear of death is worse than death itself.(死の恐怖は死そのものより悪い)

むじょうのかぜはときをえらばず【無常の風は時を選ばず】🔗🔉

むじょうのかぜはときをえらばず【無常の風は時を選ばず】 はかない人間の命はいつ果てるのか、まったく予測はつかないということ。 ◎心ない風が今、せっかく咲いている花を情け容赦なく吹き散らしてしまうの意から。 〔例〕「無常の早手というべきは卒中風」(古川柳) 〔較〕It is the unexpected that always happens.(常に起きるのは予期せぬことである)

むじんぞう【無尽蔵】🔗🔉

むじんぞう【無尽蔵】 いくら取ってもなくならないこと。限りなく、いくらでもあること。 ◎どんなに取っても尽きることのない蔵の意から。 〔出〕蘇軾(そしょく)

ことわざ ページ 1089