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もんじゅもちえのこぼれ【文殊も知恵のこぼれ】🔗⭐🔉
もんじゅもちえのこぼれ【文殊も知恵のこぼれ】
どんなに賢い人でも、失敗はつきものだというたとえ。
◎知恵をつかさどる文殊菩薩でも失敗することがあるの意から。
〔類〕弘法にも筆の誤り/孔子の倒れ/猿も木から落ちる
もんぜん いちをなす【門前 市を成す】🔗⭐🔉
もんぜん いちをなす【門前 市を成す】
訪問客が多いことや、商売が繁盛して大勢の客でにぎわうことのたとえ。
◎門の前に人がたくさん集まって、まるで市場のようだの意から。
〔対〕門前雀羅を張る/閑古鳥が鳴く
もんぜん じゃくらをはる【門前 雀羅を張る】🔗⭐🔉
もんぜん じゃくらをはる【門前 雀羅を張る】
訪れてくる人もなく、さびしくひっそり閑(かん)としていることのたとえ。
◎「羅」は網のこと。あまりに閑散としているので門前に雀(すずめ)を捕る網が張れるほどだの意から。単に「門前雀羅」とも言う。
〔出〕史記
〔類〕閑古鳥が鳴く
〔対〕門前市を成す
もんぜんのこぞう ならわぬきょうをよむ【門前の小僧 習わぬ経を読む】🔗⭐🔉
もんぜんのこぞう ならわぬきょうをよむ【門前の小僧 習わぬ経を読む】
毎日のように繰り返し見たり聞いたりしていると、習わなくてもいつの間にか覚えてしまうということ。
◎寺の門前に住む子供は、いつの間にか聞き覚えて、習ったこともない経を読むようになるの意から。いろはがるた(江戸)。
〔類〕勧学院の雀は蒙求を囀る
〔較〕A saint"s maid quotes Latin.(聖人の家のお手伝いはラテン語を引用する)
やおちょう【八百長】🔗⭐🔉
やおちょう【八百長】
真剣に争っているかのように見せかけて、実は前もって打ち合わせておいてするいんちきな勝負のこと。
◎本来は相撲(すもう)の勝負について言ったものと言われるが、一説に明治初期、囲碁の腕前にすぐれていた八百屋の長兵衛、通称八百長という人が現在の相撲協会の理事長に当たる人と碁を打つとき、わざと勝ったり負けたりして勝負に細工をしたことからとも言う。
やきがまわる【焼きが回る】🔗⭐🔉
やきがまわる【焼きが回る】
年を取ったりして、体力や気力などが衰え、頭のはたらきや腕前が鈍くなること。
◎「焼き」は金属などを硬くするために熱した金属を水で急激に冷やして堅くする焼き入れのこと。ところが火が回りすぎて焼きが強すぎると、かえって切れ味が悪くなってしまうことから。
ことわざ ページ 1102。