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やくしゃにとしなし【役者に年なし】🔗🔉

やくしゃにとしなし【役者に年なし】 役者は年齢に不似合いな若い役でも巧みに演ずるし、職業柄、身のこなしや服装もあかぬけているので年齢を感じさせず、いつまでも若いということ。 ◎「芸人に年なし」とも言う。 〔類〕美人に年なし

やくじにしたしむ【薬餌に親しむ】🔗🔉

やくじにしたしむ【薬餌に親しむ】 病気がちであることのたとえ。 ◎「薬餌」は薬のことで、その薬と親しくしている、つまりいつも用いているの意から。

やくせき こうなし【薬石 効なし】🔗🔉

やくせき こうなし【薬石 効なし】 よく効くという薬は使い、効き目がある治療法もさまざまに試してみたが、いっこうに効果がなく、回復のきざしも見られないということ。 ◎「薬石」の「石」は石鍼(いしばり)で、中国古代の治療器具。いろいろな薬や治療器具がなんの効果も示さないの意から。 〔出〕唐宣宗 〔例〕薬石効なくついに死去した。

やくろうちゅうのもの【薬籠中の物】🔗🔉

やくろうちゅうのもの【薬籠中の物】 →自家薬籠中の物

やけあとのくぎひろい【焼け跡の釘拾い】🔗🔉

やけあとのくぎひろい【焼け跡の釘拾い】 大損をしたり、浪費をしたりしたあとで、ほんのわずかなお金を節約したり、けちったりすることのたとえ。 ◎大損害を受けた火事の焼け跡で、なんの役にも立たない釘拾いをすることから。 〔類〕火事あとの釘拾い 〔較〕Penny‐wise after a reckless‐loss.(無茶な損失のあとの一文惜しみ)

やけいしにみず【焼け石に水】🔗🔉

やけいしにみず【焼け石に水】 あまりにもわずかで、なんの足しにもならず、まるで役に立たないことのたとえ。 ◎焼けた熱い石に少しばかりの水をかけても石は冷えないことから。

やけたあとはたつがしんだあとはたたぬ【焼けたあとは立つが死んだあとは立たぬ】🔗🔉

やけたあとはたつがしんだあとはたたぬ【焼けたあとは立つが死んだあとは立たぬ】 火事で焼け出されても家は建て直すことができるが、主人が死んでしまってはもう家庭をもとどおりにすることはできないということ。 〔較〕All is lost that is put in a riven dish.(割れた皿に入れる物はすべて失せる)

ことわざ ページ 1103