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よいざめのみずはかんろのあじ【酔い醒めの水は甘露の味】🔗⭐🔉
よいざめのみずはかんろのあじ【酔い醒めの水は甘露の味】
酔ったあとの眠りからさめて、のどの渇きをいやすために飲む水は、まるで甘露のようにおいしいものだということ。
◎「甘露」は中国の伝説で、王が仁政をおこなうと天から降ると言われる甘い水のこと。
〔例〕「酔いざめの水で甘露の味を知り」(古川柳)
よいっぱりのあさねぼう【宵っ張りの朝寝坊】🔗⭐🔉
よいっぱりのあさねぼう【宵っ張りの朝寝坊】
夜更けまで起きていて、朝は遅くまで寝ていること。また、それが習慣になっている人のこと。
◎「朝寝坊の宵っ張り」とも言う。
〔較〕Loath to bed and loath out of it.(床に入るのも出るのも嫌い―loathは「…を嫌う」)
よいどれけがせず【酔いどれ怪我せず】🔗⭐🔉
よいどれけがせず【酔いどれ怪我せず】
酔っぱらいがはたから見るとふらふらと足元が定まらず危なげに見えるが、案外怪我をしないように人間、無心になにかやっているときは大きな失敗をしないものだということ。
〔較〕A drunken man seldom catches harm.(酔っぱらいはめったに怪我をしない)
よいはなはあとから【よい花は後から】🔗⭐🔉
よいはなはあとから【よい花は後から】
先走るものによいものはない。すぐれたもの、りっぱなものは後から現れるということ。
◎はじめに咲く花によいものはなく、美しい花は後から咲くの意から。
〔類〕大器晩成
〔較〕The best is behind.(最上のものは後から出てくる)
ようあるときのじぞうがおようなきときのえんまがお【用ある時の地蔵顔用なき時の閻魔顔】🔗⭐🔉
ようあるときのじぞうがおようなきときのえんまがお【用ある時の地蔵顔用なき時の閻魔顔】
人は勝手なもので、何か人に頼み事があるときにはお地蔵様のようにやさしいにこにこ顔をするが、用事がないときには閻魔様のように不愛想な顔つきになるということ。
〔類〕借りる時の地蔵顔返す時の閻魔顔
ようきはっするところ きんせきもまたとおる【陽気発する処 金石も亦透る】🔗⭐🔉
ようきはっするところ きんせきもまたとおる【陽気発する処 金石も亦透る】
たとえどんなに困難なことでも、その気になってやればできないことはないということ。
◎「陽気」は万物が動き、または生じようとする陽の気。そういう気がひとたびおこれば、たとえ金属や石のように固いものでも貫いてしまうの意から。
〔出〕朱子語録
ことわざ ページ 1116。