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かたでいきをする【肩で息をする】🔗🔉

かたでいきをする【肩で息をする】 肩を動かして苦しそうに激しい呼吸をすることのたとえ。 《例文》 「その人は一気に階段を登って来て大きく肩で息をしていた。」

かたでかぜをきる【肩で風を切る】🔗🔉

かたでかぜをきる【肩で風を切る】 威勢がよくて大威張りで歩くことのたとえ。 《例文》 「軍人も市民も日本人であれば肩で風を切って歩き、」《遠藤周作(エント゛ウシュウサク)・海と毒薬》

かたにはまる【型に嵌まる】🔗🔉

かたにはまる【型に嵌まる】 ありきたりで新しさがないことのたとえ。 《例文》 「型にはまったあいさつばかりで情感がこもっていない。」 《類句》マンネリズムに陥る。

かたのごとく【形の如く】🔗🔉

かたのごとく【形の如く】 しきたりや一定の形式どおりに行うようす。 《例文》 「結婚式が済むとすぐ市役所に出向いて、形のごとく届けを出した。」 形式どおりで心がこもらないようす。 《例文》 「わざわざ届け出たのに、形のごとく調べただけだった。」

かたのにがおりる【肩の荷が下りる】🔗🔉

かたのにがおりる【肩の荷が下りる】 責任・負担から解放されて楽な気分になる。 《例文》 「末の子が大学を出たのでやっと肩の荷が下りた。」

かたはだぬぐ【片肌脱ぐ】🔗🔉

かたはだぬぐ【片肌脱ぐ】 《着物の片袖(カタソテ゛)を脱いで一方の肩を現すの意》人のために力を貸して助けることのたとえ。 《例文》 「片肌脱いでやろうと、快く願いを聞き入れてくれた。」

かたひじはる【肩肘張る】🔗🔉

かたひじはる【肩肘張る】 不必要に緊張して勇み立つことのたとえ。 《例文》 「そんな小さなことで肩ひじ張ったって、しかたないさ。」

かたぼうをかつぐ【片棒を担ぐ】🔗🔉

かたぼうをかつぐ【片棒を担ぐ】 《駑籠(カコ゛)を担ぐ棒の片方を担ぐの意》組んでいっしょに仕事をすることのたとえ。 《例文》 「そんなことをすればあなた自身悪徳業者の片棒を担ぐことになる。」

かたみがせまい【肩身が狭い】🔗🔉

かたみがせまい【肩身が狭い】 他の人や世間の人々に対して面目がなくて恥ずかしいことのたとえ。 《例文》 「身内から犯人を出して、親類じゅう肩身が狭い思いをした。」 《対句》肩身が広い。

かたみがひろい【肩身が広い】🔗🔉

かたみがひろい【肩身が広い】 他の人や世間の人々に対して面目が立つことのたとえ。 《例文》 「りっぱな成績で大学を卒業してくれたので肩身が広いと、母親が涙をこぼした。」 《対句》肩身が狭い。

ことわざ ページ 114