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かっぱのかわながれ【河童の川流れ】🔗🔉

かっぱのかわながれ【河童の川流れ】 《泳ぎの上手な河童でも、水に流されておぼれ死ぬことがあるの意》 人は、自分の得意なわざや仕事でも、油断すると失敗することがあるということ。 名人や達人が油断してした失敗のたとえ。 《類句》弘法にも筆の誤り。猿も木から落ちる。釈迦(シャカ)にも経の読み違い。

かっぱのへ【河童の屁】🔗🔉

かっぱのへ【河童の屁】 《河童が水中でした屁は勢いがないということから》たやすくできる物事のたとえ。また、たわいのない物事のたとえ。「屁の河童」とも。 《参考》 一説には、「木端(コッハ゜)の火」の転ともいう。木の切りくずは、ぱっと燃え付いてすぐに燃え尽きることから。

かつをいやす【渇を癒す】🔗🔉

かつをいやす【渇を癒す】 水などを飲んでのどの渇きを止めることのたとえ。 《例文》 「炎天下、やっと一杯の水で渇をいやした。」 望みを満足させることのたとえ。 《例文》 「美しい音楽だけが、心の渇きをいやしてくれる。」

かつをいれる【活を入れる】🔗🔉

かつをいれる【活を入れる】 《柔道で、気絶した人の急所をつくなどして意識を取り戻させることから》激しく励まして元気を出させることのたとえ。 《例文》 「連敗の野球部に活を入れてやる。」

かてばかんぐんまければぞくぐん【勝てば官軍負ければ賊軍】🔗🔉

かてばかんぐんまければぞくぐん【勝てば官軍負ければ賊軍】 《勝てば正しいことをした朝廷の軍隊となり、負ければ反乱を起こした賊軍となるの意》 どんなに間違った道理でも争いに勝てば正しくなり、また、どんなに正しい道理であっても争いに負ければ間違っているということになってしまうこと。 強い者のしたことが正しいことになってしまうことのたとえ。 《参考》 非難して言うことば。

がでんいんすい【我田引水】🔗🔉

がでんいんすい【我田引水】 《自分の田に水を引き入れるの意》自分の都合のよいように物事を取り計らうことのたとえ。「我が田へ水を引く」「おのが田へ水引く」とも。

かでんにくつをいれず【瓜田に履を納れず】▽中国🔗🔉

かでんにくつをいれず【瓜田に履を納れず】▽中国 《うり畑中でかがめば、うりを盗むのではないかと疑われるから、靴が脱げてもはき直すなの意》他人から疑われやすい行為はするなというたとえ。「瓜田の履」とも。 《出典》 君子ハ未然ニ防ギ嫌疑(ケンキ゛)ノ間ニ処(オ)ラズ。瓜田ニ履ヲ納レズ、李下(リカ)ニ冠ヲ正サズ。〔文選(モンセ゛ン)・古楽府(コカ゛フ)・君子行〕 《類句》李下に冠を正さず。

ことわざ ページ 117