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かんかをまじえる【干戈を交える】🔗🔉

かんかをまじえる【干戈を交える】 戦争をし、戦うことのたとえ。 《例文》 「干戈(カンカ)を交えること幾星霜。」 《参考》 「干戈」は、たてとほこで、武器の意。

かんぎゅうじゅうとう【汗牛充棟】▽中国🔗🔉

かんぎゅうじゅうとう【汗牛充棟】▽中国 《車に載せて牛に引かせると牛が汗を流し、家の中に積み上げるとその高さは棟(ムネ)まで届くの意》蔵書が非常に多いことのたとえ。 《出典》 其(ソ)ノ書(ショ)タル、処(オ)レバ則(スナワ)チ棟宇(トウウ)ニ充(ミ)チ、出(イ)ズレバ則チ牛馬ニ汗ス。〔柳宗元(リュウソウケ゛ン)・陸文通先生墓表〕

がんこうしはいにてっす【眼光紙背に徹す】🔗🔉

がんこうしはいにてっす【眼光紙背に徹す】 《本を読むときの目のきらめきは紙の裏側にまで通るの意》本を読むときの読解力が鋭くて本の文章の意味を理解するだけでなく、その奥の意味まで理解することのたとえ。

かんこくかんのけいめい【函谷関の鶏鳴】▽中国🔗🔉

かんこくかんのけいめい【函谷関の鶏鳴】▽中国 奇策を用いて相手をだまし、窮地を脱することのたとえ。 《参考》 (イ)斉(セイ)の孟嘗君(モウショウクン)は秦(シン)の昭王に招かれてその宰相となったが、中傷にあって捕らえられ幽閉された。ようやく釈放されたので逃げて夜半に函谷関という関所まで来たが、既に昭王は孟嘗君を許したことを後悔して再び捕らえようと追っ手を出していた。関所の門は鶏鳴まで開かない規則で、困っていたとき、食客の一人が巧みににわとりの鳴きまねをしたため辺りのにわとりが一斉に鳴き出し、門が開かれて孟嘗君は無事に脱出したという。 (ロ)鶏鳴狗盗。 《出典》 〔史記(シキ)・孟嘗君伝〕

ことわざ ページ 127