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かんこどりがなく【閑古鳥が鳴く】🔗🔉

かんこどりがなく【閑古鳥が鳴く】 静かでものさびしいことのたとえ。また、商売などがはやらず、ひまなことのたとえ。 《例文》 「不景気で銀座のバーは閑古鳥が鳴いているといううわさだ。」 《参考》 「閑古鳥」は、かっこうのこと。

がんしょ【雁書】▽中国🔗🔉

がんしょ【雁書】▽中国 手紙のこと。「雁信」「雁足」「雁帛(カ゛ンハ゜ク)」とも。 《参考》 (イ)匈奴(キョウト゛)に使者として出向いて捕らえられた漢の蘇武(ソフ゛)が、がんの足に事情を記した手紙を結び付けて漢の天子に知らせたという。 (ロ)文学的なことば。 (ハ)国語でも「雁(カリ)の便(タヨ)り」「雁の使い」などという。 《出典》 〔漢書(カンシ゛ョ)・蘇武伝〕

かんじょうあってぜにたらず【勘定合って銭足らず】🔗🔉

かんじょうあってぜにたらず【勘定合って銭足らず】 計算上では収支が合っているが、実際には金が足りない。理論と実際が一致しないことのたとえ。 《類句》算用あって銭足らず。勘定合うて金足らず。

かんしんをかう【歓心を買う】🔗🔉

かんしんをかう【歓心を買う】 気に入られようとして相手のきげんを取ることのたとえ。 《例文》 「彼女の歓心を買うため、真珠のネックレスを求めた。」

かんぜんするところなし【間然する所無し】▽中国🔗🔉

かんぜんするところなし【間然する所無し】▽中国 完全であって批判や非難すべき欠点がない。 《例文》 「することはいつも的を得ていて間然する所がない。」 《出典》 子曰(イワ)ク、禹(ウ)ハ、吾(ワレ)間然スルコト無シ。〔論語(ロンコ゛)・泰伯篇〕

かんたんあいてらす【肝胆相照らす】▽中国🔗🔉

かんたんあいてらす【肝胆相照らす】▽中国 互いに心の中を隠さずに打ち明けて真心をもって親しく交わる。 《例文》 「肝胆相照らす仲。」 《出典》 肝胆相照ラス、斯(コ)レヲ腹心ノ友ト為(ナ)シ、意気ニ不平アル、之(コレ)ヲ口頭ノ交(マシ゛ワリ)ト謂(イ)ウ。〔故事成語考(コシ゛セイコ゛コウ)・朋友賓主〕

かんたんのあゆみ【邯鄲の歩み】▽中国🔗🔉

かんたんのあゆみ【邯鄲の歩み】▽中国 むやみに人のまねをすると、自分本来のものも忘れて両方とも失い、結局何にもならないということ。「邯鄲の歩(ホ)」とも。 《参考》 田舎の若者が趙(チョウ)の国の都邯鄲へ行って都会のスマートな歩き方を習ったが、習得できず、その上自分の歩き方までも忘れて、はいながら故郷に帰ったという。 《出典》 〔荘子(ソウシ゛)・秋水篇〕

ことわざ ページ 128