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かんたんのゆめ【邯鄲の夢】▽中国🔗⭐🔉
かんたんのゆめ【邯鄲の夢】▽中国
人生の栄枯盛衰のはかないことのたとえ。
《参考》
(イ)唐のとき、盧生(ロセイ)という青年が邯鄲の町の宿で会った道士(ト゛ウシ)(占い・まじないの術士)の呂翁(リョオウ)から枕(マクラ)を借りて眠ると、都に行って出世し、栄華を極めた一生のことを夢に見た。しかし、目が覚めてみると、眠る前から宿の主人が炊いていた黄粱(コウリョウ)(あわ)がまだ炊きあがっていなかったという。
(ロ)「一炊(イッスイ)の夢」「黄粱(コウリョウ)一炊の夢」「盧生(ロセイ)の夢」「邯鄲の枕」「邯鄲夢の枕」などとも。
《出典》
〔枕中記(チンチュウキ)〕
かんたんゆめのまくら【邯鄲夢の枕】▽中国🔗⭐🔉
かんたんゆめのまくら【邯鄲夢の枕】▽中国
邯鄲の夢
かんたんをくだく【肝胆を砕く】🔗⭐🔉
かんたんをくだく【肝胆を砕く】
うまくゆくように非常に苦心し努力することのたとえ。
《例文》
「この発明に彼は5年もの長い間肝胆を砕いた。」
《参考》
「肝」も「胆」も、きもの意。
がんちゅうにない【眼中に無い】🔗⭐🔉
がんちゅうにない【眼中に無い】
それに関心がなくて問題にしない。目もくれない。「眼中に入れない」「眼中に置かない」とも。
《例文》
「なかにはてんで高座など眼中にはなく横に寝そべって新聞などを読む見物人がいる……」《井上友一郎(イノウエトモイチロウ)・受胎》
かんちゅうのかみなりはなつひでり【寒中の雷は夏日照り】🔗⭐🔉
かんちゅうのかみなりはなつひでり【寒中の雷は夏日照り】
冬の寒いうちに雷が鳴ると、その年の夏は日照りになるということ。
《参考》
大陸の高気圧の勢力が強いと、冬に雷が多く、このような年の夏は太平洋高気圧が発達して日照りになることが多い。
《類句》二月の雷鳴は干天の兆し。
かんではきだすよう【噛んで吐き出すよう】🔗⭐🔉
かんではきだすよう【噛んで吐き出すよう】
ふきげんそうに、そっけなく冷たくものを言うことのたとえ。
《例文》
「頼りにして訪ねたのに、だめだと、一言かんで吐き出すように言われた。」
《類句》噛んで吐き捨てるよう。
ことわざ ページ 129。