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きがおおい【気が多い】🔗⭐🔉
きがおおい【気が多い】
いろいろなことに関心を持ち、移り気である。
《例文》
「彼は気が多くて、いろいろな事業をやっては失敗している。」
きかおくべし【奇貨居くべし】▽中国🔗⭐🔉
きかおくべし【奇貨居くべし】▽中国
《奇貨(珍しい品物)だから今買っておけば、将来大きな利益が得られるに違いないの意》得がたい機会だからうまく利用すべきである。
《参考》
戦国時代末の豪商呂不韋(リョフイ)は、秦(シン)の太子安国君の庶子子楚(シソ)が趙(チョウ)の国に人質にやられて冷遇されているのを見て、「奇貨であるから、手に入れてたくわえておくべきだ。」と言って、子楚に近づき、次第にその信用を得た。子楚は不韋の画策により、秦に帰って太子となり、間もなく王位に即いた。そして、不韋を丞相(じょうしょう)となし、文信候に封じたという。
《出典》
〔史記(シキ)・呂不韋伝〕
きがおける【気が置ける】🔗⭐🔉
きがおける【気が置ける】
何となく遠慮する気持ちがあって打ち解けられない。
《例文》
「彼は気が置けない人だから何でも相談するといい。」
《参考》
「気が置けない」「気の置けない」で、「遠慮をする必要がなく、打ち解けられる」の意だが、近年、誤って「気がゆるせない」「油断ができない」の意に用いられることがある。
きがききすぎてまがぬける【気が利き過ぎて間が抜ける】🔗⭐🔉
きがききすぎてまがぬける【気が利き過ぎて間が抜ける】
注意が行き届きすぎてかえって大事なことを見落としてしまうということ。
きがきく【気が利く】🔗⭐🔉
きがきく【気が利く】
注意が行き届いていて心遣いが細やかだ。
《例文》
「あの秘書は客あしらいがうまく、よく気が利く。」
しゃれている。
《例文》
「気が利いた柄の浴衣を見つけたよ。」
きがきでない【気が気でない】🔗⭐🔉
きがきでない【気が気でない】
心配なことや気がかりなことがあって落ち着かない。
《例文》
「出発の時間は迫る。客はゆうゆうと話し込む。私は遅れはしまいかと、気が気でなかった。」
きがくさる【気が腐る】🔗⭐🔉
きがくさる【気が腐る】
不愉快なことのために気持ちが晴れ晴れとしなくなることのたとえ。
《例文》
「家庭不和で気が腐って仕事も進まない。」
ことわざ ページ 133。