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きがつまる【気が詰まる】🔗⭐🔉
きがつまる【気が詰まる】
《呼吸がよくできないことから》堅苦しい気分・雰囲気(フンイキ)を感じて窮屈に思うことのたとえ。
《例文》
「いい人だが、いささか格式張っているので、会っていると気が詰まってしかたがない。」
きがとおくなる【気が遠くなる】🔗⭐🔉
きがとおくなる【気が遠くなる】
意識がなくなってぼんやりする。また、時間や数量などが、常識では想像もつかないほど膨大であるようす。
きがひける【気が引ける】🔗⭐🔉
きがひける【気が引ける】
なんとなくやましさを感じ、うしろめたい気持ちがして遠慮される。
《例文》
「彼のところに遊びに行きたいが、借金があるので、ちょっと気が引けてね。」
きがもめる【気が揉める】🔗⭐🔉
きがもめる【気が揉める】
いろいろなことが心配になって落ち着かない。
《例文》
「戦犯という恐ろしい縄(ナワ)が、首に懸(カカ)りかけてるのに、どんな剛胆な人物でも、気が揉めないという筈(ハス゛)はない。」《獅子文六(シシフ゛ンロク)・てんやわんや》
きからおちたさる【木から落ちた猿】🔗⭐🔉
きからおちたさる【木から落ちた猿】
頼りにしていたものを失ってどうしようもなくなった人のたとえ。「木を離れた猿」とも。
《類句》水を離れた魚。
ききいっぱつ【危機一髪】🔗⭐🔉
ききいっぱつ【危機一髪】
物事の状態が髪の毛一筋ほどのわずかな違いで悪い結果になりかねない危険な状態のこと。
《例文》
「危機一髪のところへ援軍が駆けつけた。」
きぎしのひたづかい【雉の頓使い】🔗⭐🔉
きぎしのひたづかい【雉の頓使い】
行ったきりで帰らない使いのたとえ。
《参考》
天稚彦(アメワカヒコ)が葦原中国(アシハラノナカツクニ)へ下ったまま帰らないので、高皇産霊尊(タカミムスヒ゛ノミコト)は、その理由をきくために使者としてきじをつかわした。しかし、天稚彦はきじを射殺してしまい、その矢だけが天上に届いた。その矢を呪(ノロ)いの文句とともに地上に投げ返すと天稚彦の胸に当たって死んだという。
《出典》
〔古事記(コシ゛キ)〕
《類句》鉄砲玉の使い。
ききみみをたてる【聞き耳を立てる】🔗⭐🔉
ききみみをたてる【聞き耳を立てる】
よく聞き取ろうとして、注意を集中することのたとえ。
《例文》
「おもしろそうな話だったので、思わず聞き耳を立てた。」
ことわざ ページ 134。