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きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥】🔗🔉

きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ【聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥】 知らないことを人に聞くのはそのときは恥ずかしいが、聞かないで過ごせば一生そのことを知らず、いつも恥ずかしい思いをすることになるということ。 《参考》 「一生の恥」は「末代の恥」とも言う。 《類句》問うは一度の恥、問わぬは末代の恥。問うは当座の恥、問わぬは末代の恥。

きくをとうりのもとにとりゆうぜんとしてなんざんをみる【菊を東籬の下に採り悠然として南山を見る】▽中国🔗🔉

きくをとうりのもとにとりゆうぜんとしてなんざんをみる【菊を東籬の下に採り悠然として南山を見る】▽中国 家の東の竹垣(タケカ゛キ)のもとに咲いている菊をとって立ち上がり、ゆったりとした気分で家の南方にある山をながめる。 《参考》 陶淵明(トウエンメイ)が農村で純朴な生活を送りながら自然を楽しむ日常生活を述べた詩の中の句。 《出典》 菊ヲ東籬ノ下ニ采(ト)リ、悠然トシテ南山ヲ見ル。山気日夕(ニッセキ)ニ佳(ヨ)ク、飛鳥相与(アイトモ)ニ還(カエ)ル。此(コ)ノ中(ウチ)ニ真意有リ、弁ゼント欲スレバ已(ステ゛)ニ言ヲ忘ル。〔陶淵明(トウエンメイ)・飲酒〕

きけばきのどく、みればめのどく【聞けば気の毒、見れば目の毒】🔗🔉

きけばきのどく、みればめのどく【聞けば気の毒、見れば目の毒】 知らなければすむことも、見たり聞いたりすれば欲が起こって悩むようになるということ。 《参考》 「気の毒」は、自分の心をいためること。

きこのいきおい【騎虎の勢い】▽中国🔗🔉

きこのいきおい【騎虎の勢い】▽中国 《とらの背に乗って走る勢いの意》物事の勢いが激しくなって、行き掛かり上、中途でやめられなくなることのたとえ。 《参考》 とらに乗ってしまった者は、途中で降りればとらに食われてしまうので降りることができないことから。 《出典》 周ノ宣帝崩ズルニ及ビ、高祖禁中ニ居(オ)リ、百揆(ヒャッキ)ヲ総(ス)ブ。后、人ヲシテ高祖ニ謂(イ)ワシメテ曰(イワ)ク、大事已(ステ゛)ニ然(シカ)リ。騎獣ノ勢イ、必ズ下(オ)ルコトヲ得ズ。之(コレ)ヲ勉(ツト)メヨ。〔随書(ス゛イショ)・独孤皇后伝〕

ことわざ ページ 135