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きざんのこころざし【箕山の志】▽中国🔗⭐🔉
きざんのこころざし【箕山の志】▽中国
汚れた俗世を避けて静かに暮らそうという高潔な望みのこと。
《参考》
(イ)昔、中国で、天下を譲ろうという尭(キ゛ョウ)の申し出を汚れた申し出として断った許由(キョユウ)は、俗世を避けて箕山のふもとに隠れ住んだという。
(ロ)箕山の節。
《出典》
〔晋書(シンシ゛ョ)・向秀伝〕
きざんのせつ【箕山の節】▽中国🔗⭐🔉
きざんのせつ【箕山の節】▽中国
世間的な名誉を望まず、自分の信念に忠実である堅い節操のたとえ。また、特に、官に就かずに自分の信念を守る節操のたとえ。
《参考》
(イ)中国で、尭(キ゛ョウ)のとき、許由(キョユウ)と巣父(ソウホ)の二人は、役人となって政治に関係することをきらい、箕山に隠れ住んだという。
(ロ)潁川に耳を洗う。
《出典》
〔漢書(カンシ゛ョ)鮑宣伝〕
きしずかならんとほっすれどもかぜやまず【樹静かならんと欲すれども風止まず】▽中国🔗⭐🔉
きしずかならんとほっすれどもかぜやまず【樹静かならんと欲すれども風止まず】▽中国
《木が静かになろうと思っても風がやまず、思うようにならないの意》親に孝行をしようと思うときには親は死去していて孝行をすることができないことのたとえ。
《参考》
風樹の嘆。
《出典》
〔韓詩外伝(カンシカ゛イテ゛ン)〕
《類句》子養わんと欲すれども親待たず。
きしちたけはちへいじゅうろう【木七竹八塀十郎】🔗⭐🔉
きしちたけはちへいじゅうろう【木七竹八塀十郎】
木は7月、竹は8月に切るのがよく、土べいは10月に塗るのがよいということ。
《参考》
(イ)人名めかして言ったことば。
(ロ)木も竹も7月・8月に切れば水分が少なく質が固いので木材としてよい。また、10月は天気もよく空気も乾燥しているので、このころに土べいを塗れば長持ちする。
きじのかくれ【雉の隠れ】🔗⭐🔉
きじのかくれ【雉の隠れ】
《雉が頭だけ草むらの中に隠して尾を隠さないの意》一部分隠しただけで全体を隠したつもりになっていることのたとえ。
《類句》頭隠して尻隠さず。
ことわざ ページ 136。