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きゃっこうをあびる【脚光を浴びる】🔗🔉

きゃっこうをあびる【脚光を浴びる】 世間から注目されることのたとえ。 《例文》 「今度の作品で芥川(アクタカ゛ワ)賞をとり、脚光を浴びた。」 《参考》 「脚光」は、舞台の前面にあって、俳優をその足もとから照らす照明灯。フットライト。

きゆう【杞憂】▽中国🔗🔉

きゆう【杞憂】▽中国 あれこれと無用の心配をすること。取り越し苦労。 《参考》 昔、杞(キ)の国の人が、天地が崩れ落ちたらどうしようかと心配したところ、他の人が、天は目に見えない気が積み重なって出来たものだから落ちて来ることはないし、また、地は土くれが積み重なって出来たものだから崩れることはないと説明してやったので、やっと安心したという。 《出典》 〔列子(レッシ)・天瑞篇〕

きゅうかつをじょする【久闊を叙する】🔗🔉

きゅうかつをじょする【久闊を叙する】 久しぶりに会ったり、便りをしたりして、長い間の無沙汰(フ゛サタ)をわびるあいさつを述べる。 《例文》 「車から降りた友は、近づいて来て久闊を叙した。」 《参考》 「久闊」は、久しく会わなかったり、便りがなかったりすること。

きゅうぎゅうのいちもう【九牛の一毛】▽中国🔗🔉

きゅうぎゅうのいちもう【九牛の一毛】▽中国 《多くの牛の毛の中の1本の毛の意》多数の中の非常にわずかなもののたとえ。また、数量が、非常に多いものに比べて非常にわずかであることのたとえ。 《例文》 「選挙違反の中で摘発されたのは九牛の一毛に過ぎない。」 《出典》 仮令(タトイ)、僕(ホ゛ク)法ニ伏シテ誅(チュウ)ヲ受クルモ、九牛ノ一毛ヲ亡(ウシナ)エルガ若(コ゛ト)シ。〔文選(モンセ゛ン)・司馬遷(シハ゛セン)・任少卿に報ずる書〕

きゅうしにいっしょうをえる【九死に一生を得る】🔗🔉

きゅうしにいっしょうをえる【九死に一生を得る】 ほとんど死にそうなほどの危険な状態になりながらやっと助かることのたとえ。 《例文》 「川でおぼれたが、流木にすがって九死に一生を得た。」

ぎゅうじをとる【牛耳を執る】▽中国🔗🔉

ぎゅうじをとる【牛耳を執る】▽中国 団体などの中心人物となってその団体を支配することのたとえ。「牛耳(キ゛ュウシ゛)る」とも。 《参考》 古代中国で、諸侯が同盟を結ぶとき、盟主が牛の耳をとってこれを裂き、その血をすすり合って同盟を誓ったという。 《出典》 群臣誰(タレ)カ敢(アエ)テ衛君ニ盟(チカ)ワン者ゾト。渉佗(ショウタ゛)・成何(セイカ)曰(イワ)ク、我能(ヨ)ク之(コレ)ニ盟ワント。衛人牛耳ヲ執ラント請ウ。〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・定公八年〕

ことわざ ページ 145