複数辞典一括検索+

きゅうすればつうず【窮すれば通ず】🔗🔉

きゅうすればつうず【窮すれば通ず】 行き詰まって非常に困ると、かえってそこから抜け出る方法が見つかるものであるということ。 《例文》 「一時は自殺まで考えるほど困りぬいたが、窮すれば通ずで、土壇場に来てやっと解決の道を見つけることができた。」

きゅうそねこをかむ【窮鼠猫を噛む】▽中国🔗🔉

きゅうそねこをかむ【窮鼠猫を噛む】▽中国 《猫に追い詰められたねずみはそれ以上逃げ場がないと逆に猫にかみつくの意》弱い者でも追い詰められると最後には反撃して強い者を苦しめるということ。「窮鼠(キュウソ)かえって猫をかむ」とも。 《出典》 死シテ再ビハ生キザレバ、窮鼠貍(野生の猫)ヲ齧ム。〔塩鉄論(エンテツロン)・詔聖篇〕

きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず【窮鳥懐に入れば猟師も殺さず】🔗🔉

きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず【窮鳥懐に入れば猟師も殺さず】 《追い詰められて逃げ場のなくなった鳥が猟師の懐に飛び込んで来れば、鳥獣を捕らえる猟師でもかわいそうに思ってこれを殺さないの意》人が非常に困って救いを求めて来る場合は、それが自分にとってどんなに好都合であってもその人を残酷に扱うことはできないということ。

きゅうぼくはえるべからず【朽木は雕るべからず】▽中国🔗🔉

きゅうぼくはえるべからず【朽木は雕るべからず】▽中国 《腐り朽ちた木には彫刻のしようがないの意》素質がなかったりやる気がなかったりする人は教えようがないということ。 《参考》 弟子の宰予(サイヨ)が昼間から寝ているのを見て孔子が言ったことば。 《出典》 宰予、昼寝(イ)ヌ。子曰(イワ)ク、朽木ハ雕ル可(ヘ゛)カラズ。糞土(フント゛)ノ牆(ショウ)ハヌル可カラズ。予(ヨ)ニ於(オイ)テカ何ゾ誅(セ)メント。〔論語(ロンコ゛)・公冶長篇〕

ことわざ ページ 146