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きんいこきょうにかえる【錦衣故郷に帰る】🔗🔉

きんいこきょうにかえる【錦衣故郷に帰る】 出世をし、名誉を得て故郷に帰ることのたとえ。「錦衣を着て故郷に帰る」「錦(ニシキ)を着て故郷に帰る」「故郷へ錦を着て帰る」とも。 《参考》 「錦衣」は、美しい絹の着物。 《類句》故郷へ錦を飾る。衣錦(イキン)の栄。

きんおうむけつ【金甌無欠】▽中国🔗🔉

きんおうむけつ【金甌無欠】▽中国 《黄金のかめが少しも傷がなくて完全であるの意》国家が強固で、一度も外国の侵略を受けたことがないことのたとえ。 《出典》 武帝言ワク、我ガ国家猶(ナオ)金甌ノ一傷欠(ショウケツ)無キガゴトシト。〔南史(ナンシ)〕

きんかいちじつのえい【槿花一日の栄】▽中国🔗🔉

きんかいちじつのえい【槿花一日の栄】▽中国 栄華のはかなさのたとえ。 《参考》 「槿花」は、むくげの花で、夏から秋にかけて咲き、朝開いて夕方にはしぼむ。 《出典》 松樹ノ千年ナルモ終(ツイ)ニ是(コ)レ朽チ、槿花ノ一日自ラ栄ヲ為(ナ)ス。〔白居易(ハクキョイ)・放言〕 《類句》槿花一朝の栄。朝顔の花一時(ヒトトキ)。

きんかぎょくじょう【金科玉条】▽中国🔗🔉

きんかぎょくじょう【金科玉条】▽中国 《金や玉のように尊び守るべき法律の意》 絶対に守らなければならない最も大切な法律。 自分の立場を正当化するための絶対のよりどころ。 《例文》 「今次の経済政策は手放しの自由競争を金科玉条とする放任主義にすぎない。」 《参考》 《出典》 懿律(イリツ)嘉量(カリョウ)、金科玉条、神卦(シンカ)霊兆(レイチョウ)、古文畢(コトコ゛ト)ク発シ、炳煥(ヘイカン)トシテ照曜(ショウヨウ)シ、宣(アマネ)ク臻(イタ)ラザルハ靡(ナ)シ。〔文選(モンセ゛ン)・揚雄(ヨウユウ)・劇秦美新〕

きんぎんはまわりもち【金銀は回り持ち】🔗🔉

きんぎんはまわりもち【金銀は回り持ち】 金は天下の回り持ち

きんぎんはわきもの【金銀は湧き物】🔗🔉

きんぎんはわきもの【金銀は湧き物】 お金は、わいて出るように不意に苦労もなく自分のものになることがあるということ。 《参考》 宝はわき物。

きんげんみみにさからう【金言耳に逆らう】🔗🔉

きんげんみみにさからう【金言耳に逆らう】 金言は、人の真実を表しているため感情に逆らい、素直に聞き入れにくいということ。 《参考》 「金言」は、戒めを含んでいて尊ぶべきことばのこと。 《類句》忠言は耳に逆らう。

ことわざ ページ 154