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けいのうたがわしきはかるくせよ【刑の疑わしきは軽くせよ】▽中国🔗🔉

けいのうたがわしきはかるくせよ【刑の疑わしきは軽くせよ】▽中国 罪の疑わしきは軽くし功の疑わしきは重くす

げいはみのあだ【芸は身の仇】🔗🔉

げいはみのあだ【芸は身の仇】 習い覚えた芸は、それにふけってかえって身を滅ぼしてしまうために、一身上の敵であるということ。 《対句》芸は身を助ける。

げいはみをたすける【芸は身を助ける】🔗🔉

げいはみをたすける【芸は身を助ける】 身についた芸は、万一の場合、暮らしの助けになるということ。「芸が身を助ける」とも。 《対句》芸は身の仇(アタ゛)。

けいまのたかあがり【桂馬の高上がり】🔗🔉

けいまのたかあがり【桂馬の高上がり】 出すぎて身分不相応の地位に上がり、実力が伴わずに失敗することのたとえ。 《参考》 将棋の桂馬は前にしか進めず、進みすぎると戻れなくなることから。 《類句》桂馬の高跳び歩の餌食(エシ゛キ)。

けいめいくとう【鶏鳴狗盗】▽中国🔗🔉

けいめいくとう【鶏鳴狗盗】▽中国 にわとりの鳴きまねをして人をだましたり、犬のまねをして物を盗んだりする卑しい者。 《例文》 「鶏鳴狗盗の輩(ヤカラ)。」 《参考》 (イ)斉(セイ)の孟嘗君(モウショウクン)は、秦(シン)の昭王に捕らえられて幽閉されたとき、既に昭王に献じてあった狐白裘(コハクキュウ)(狐のわきの下の白い毛を集めて作った最上のコート)を犬のまねの巧みな食客に倉から盗み出させてこれを昭王の寵姫(チョウキ)に贈りようやく釈放されたが、昭王は孟嘗君を許したことを悔い、再び捕らえようとした。孟嘗君は逃げて夜半に函谷関(カンコクカン)の関所まで来たが、門は鶏鳴まで開かない規則で困っていたとき、食客の一人が巧みににわとりの鳴きまねをして門を開けさせ、無事秦の国から脱出したという。 (ロ)函谷関の鶏鳴。 《出典》 〔史記(シキ)・孟嘗君伝〕

ことわざ ページ 177