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こうぼくはかぜにおらる【高木は風に折らる】🔗⭐🔉
こうぼくはかぜにおらる【高木は風に折らる】
《高い木は風当たりが強く折れやすいように》人より抜きん出ている者はねたまれて困難にあいがちであるということ。
《類句》大木は風に折らる。高木風に妬(ネタ)まる。高木風に憎まる。
こうまのあさいさみ【小馬の朝勇み】🔗⭐🔉
こうまのあさいさみ【小馬の朝勇み】
《すぐ疲れてしまうのに、小馬が朝に元気に勇むの意》物事の始めに力を入れすぎて、すぐに疲れてしまうことのたとえ。「小馬の朝駆け」とも。
《類句》痩(ヤ)せ馬の道急ぎ。
こうみょうのなかにふかくあり【高名の中に不覚あり】🔗⭐🔉
こうみょうのなかにふかくあり【高名の中に不覚あり】
得意の絶頂のときに、失敗のもととなる誤りを犯しやすいということ。
こうもりもとりのうち【蝙蝠も鳥のうち】🔗⭐🔉
こうもりもとりのうち【蝙蝠も鳥のうち】
つまらない者がすぐれた者の間にまじっていることのたとえ。
つまらない仲間でも仲間の一人であるということ。
《類句》蝶蝶(チョウチョ)蜻蛉(トンホ゛)も鳥のうち。田作りも魚(トト)のうち。
こうやのあさって【紺屋の明後日】🔗⭐🔉
こうやのあさって【紺屋の明後日】
約束の期日があてにならないことのたとえ。「紺屋(コンヤ)の明後日」とも。
《参考》
紺屋(染め物屋)の仕事は天気に影響されやすく、染め物の仕上がりの期日が延びがちで、客の催促にはいつも「あさってできます」と答えるが、あてにならないことから。
《類句》医者の只今(タタ゛イマ)。坊主の追っ付け。
こうやのしろばかま【紺屋の白袴】🔗⭐🔉
こうやのしろばかま【紺屋の白袴】
《着物を染めるのが商売の紺屋がはいている、染めない白いはかまの意》他人のためにばかり働いて、自分自身についてはする余裕がないことのたとえ。「紺屋(コンヤ)の白袴」「紺屋(コウヤ)の袴」とも。
《類句》髪結いの乱れ髪。椀(ワン)つくりの欠け椀。
こうらをへる【甲羅を経る】🔗⭐🔉
こうらをへる【甲羅を経る】
長い間生きていて経験を積み、熟練することのたとえ。劫臈(コウロウ)を経る。
《例文》
「甲羅を経ているだけあって、何でも知っている。」
ことわざ ページ 190。