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あとへもさきへもゆかない【後へも先へも行かない】🔗🔉

あとへもさきへもゆかない【後へも先へも行かない】 物事が行き詰まってどうにもできないことのたとえ。 《例文》 「家財を使い果たして後へも先へも行かなくなってしまった。」

あとぼうをかつぐ【後棒を担ぐ】🔗🔉

あとぼうをかつぐ【後棒を担ぐ】 主謀者の手助けとして参加することのたとえ。 《例文》 「先日の事件はお調子者の彼が後棒を担いでいたそうだ。」 《参考》 (イ)「後棒」は、二人で駕籠(カコ゛)を担ぐとき、後ろのほうの棒、またはそれを担ぐこと。先棒と力を合わせて駕籠を担ぐことから。 (ロ)お先棒を担ぐ。

あとをおう【跡を迫う】🔗🔉

あとをおう【跡を迫う】 追いかけてついて行く。 《例文》 「子どもが泣きながら母親の跡を追って来た。」 死んだ人を慕ってその人の死んだすぐあとに死ぬことのたとえ。 《例文》 「一七日(ヒトナヌカ)を済ませて、妻は亡き夫の跡を追った。」 物事をするとき、先人の手本に従うことのたとえ。

あとをたつ【跡を絶つ】🔗🔉

あとをたつ【跡を絶つ】 その物事がすっかりなくなってしまうことのたとえ。 《例文》 「法律を強化しても暴力事件は跡を絶たなかった。」

あとをにごす【跡を濁す】🔗🔉

あとをにごす【跡を濁す】 立ち去ったあとを乱雑にしておく。また、関係がなくなったあとに不始末や悪いうわさなどを残しておくこと。 《参考》 (イ)多く、打ち消しの形(「跡を濁さず」)で用いられる。 (ロ)立つ鳥跡を濁さず。

あとをひく【後を引く】🔗🔉

あとをひく【後を引く】 終わるべき物事が終わらず、いつまでも続いてきまりがつかないことのたとえ。 《例文》 「うまい物は後を引いて、つい食べ過ぎになりがちだ。」

あながあったらはいりたい【穴があったら入りたい】🔗🔉

あながあったらはいりたい【穴があったら入りたい】 《穴があったら、身を隠すために入りたいの意》失敗などをして面目なく、非常に恥ずかしく思っていることのたとえ。 《例文》 「昨夜の酔態、穴があったら入りたい気持ちです。」 《参考》 『新書(シンシ゛ョ)』「審微篇」に「季孫之(コレ)ヲ聞キテ慙(ハ)ジテ曰(イワ)ク、穴ヲシテ入ル可(ヘ゛)カラシム」という表現がある。 《類句》穴へも入りたい。

あなのあくほど【穴の開くほど】🔗🔉

あなのあくほど【穴の開くほど】 長い間じっと見つめるようす。 《例文》 「思いも掛けないことを言われて相手の顔を穴の開くほど見てしまった。」

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