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しかいけいてい【四海兄弟】▽中国🔗🔉

しかいけいてい【四海兄弟】▽中国 世界中の人は皆兄弟のようである。世の人々はすべて兄弟のように仲よく愛し合うべきであるということ。 《参考》 孔子の弟子の司馬牛(シハ゛キ゛ュウ)が兄弟がないことを嘆くと、兄弟子の子夏(シカ)が、「私は先生から『人の死生や富貴は天命によるもので、人力ではどうにもならないものである。君子という者は敬虔(ケイケン)な心で人と交際し丁重で礼儀正しくするから、天下の人々と兄弟のように親しくなるのである』と聞いています。だから君子は兄弟のないことなど心配しないものです。」と言ったという。 《出典》 〔論語(ロンコ゛)・顔淵篇〕 《類句》四海同胞(ト゛ウホウ)。

しかいなみしずか【四海波静か】▽中国🔗🔉

しかいなみしずか【四海波静か】▽中国 《四方の海が静かであるの意》天下がよく治まって平和であることのたとえ。 《出典》 六合(リクコ゛ウ)塵(チリ)清クシテ、四海波静カナリ。〔楊万里(ヨウハ゛ンリ)〕

しかいまたもゆ【死灰復燃ゆ】▽中国🔗🔉

しかいまたもゆ【死灰復燃ゆ】▽中国 《燃え尽きてしまった火が再び燃え出すの意》一度失った勢力を再び盛んにすること。また、一度おさまったことが再び問題になること。 《参考》 漢代、韓安国(カンアンコク)が法に触れて獄に入れられたとき、獄吏が安国をばかにした。安国は「消えた火が燃え出すこともある。」と言った。その後、安国は高官になったという。 《出典》 〔史記(シキ)・韓長孺伝〕

しがく【志学】▽中国🔗🔉

しがく【志学】▽中国 15歳のこと。 《出典》 子曰(イワ)ク、吾(ワレ)十有五ニシテ学ニ志ス。〔論語(ロンコ゛)・為政篇〕

しかくなざしきをまるくはく【四角な座敷を丸く掃く】🔗🔉

しかくなざしきをまるくはく【四角な座敷を丸く掃く】 すみずみまで注意を配らず、横着をしていい加減な仕事をすることのたとえ。

じがじさん【自画自賛】🔗🔉

じがじさん【自画自賛】 《自分で描いた絵に自分で賛を書くの意》自分で自分のことをほめること。自慢する。手前味噌(テマエミソ)。 《参考》 「賛」は、山水画などの絵にその絵に関した内容の詩や文章を書き加えるもので、ふつうは絵を描いた人とは別の人が書く。

ことわざ ページ 220