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しめんそか【四面楚歌】▽中国🔗🔉

しめんそか【四面楚歌】▽中国 周囲の人がみんな敵や反対者であって、その人が孤立すること。 《参考》 楚(ソ)の項羽(コウウ)が漢の高祖の軍隊に垓下(カ゛イカ)で取り囲まれたとき、夜になって周囲の漢軍が楚の歌を歌っているのが聞こえた。そこで項羽は、楚はすでに漢に降参して自分は孤立したと思って大いに嘆いたという。 《出典》 〔史記(シキ)・項羽本紀〕

しもいびりのかみへつらい【下いびりの上諂い】🔗🔉

しもいびりのかみへつらい【下いびりの上諂い】 目下の者に辛く当たる者に限って目上の者にこびへつらうものであるということ。

じもくとなってはたらく【耳目となって働く】🔗🔉

じもくとなってはたらく【耳目となって働く】 《人の耳や目になったように》見たり聞いたりしたことを上の人に告げ知らせる役をして働くこと。 《例文》 「耳目となって働いてくれる部下を得た。」

しもしたにおよばず【駟も舌に及ばず】▽中国🔗🔉

しもしたにおよばず【駟も舌に及ばず】▽中国 《一度口に出したことばは、四頭立ての速い馬車で追っても追い付くことができないの意》失言は取り返しがつかないから、ことばは慎むべきであるということ。「駟馬(シハ゛)も追う能(アタ)わず」とも。 《出典》 惜シイカナ、夫子(フウシ)ノ君子ヲ説クヤ、駟モ舌ニ及バズ。〔論語(ロンコ゛)・顔淵篇〕

しものおおいあさははれ【霜の多い朝は晴れ】🔗🔉

しものおおいあさははれ【霜の多い朝は晴れ】 霜が多く降りる朝は晴天であるということ。 《参考》 夜、晴天で冷え込みが厳しいと、霜が多く降りる。

しものふったひはてんきくだりざか【霜の降った日は天気下り坂】🔗🔉

しものふったひはてんきくだりざか【霜の降った日は天気下り坂】 大霜の降りた後は天気が悪くなりやすいということ。 《類句》霜強ければ雨となる。大霜があれば三日の内に雨が降る。

しもをふみてけんぴょういたる【霜を履みて堅氷至る】▽中国🔗🔉

しもをふみてけんぴょういたる【霜を履みて堅氷至る】▽中国 《霜を踏んで歩くようになると、やがて堅い氷が張る時期が来るの意》災いの兆しがあれば、間もなく大事件が起こることのたとえ。 《出典》 〔易経(エキキョウ)・坤卦〕 《類句》堅(カタ)き氷は霜を踏むより至る。霜を見て氷を知る。

ことわざ ページ 237