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あぶらがきれる【油が切れる】🔗🔉

あぶらがきれる【油が切れる】 活動する力が衰えることのたとえ。 《例文》 「活動家をもって任じていた彼も、70を過ぎて油が切れてきた感じだ。」

あぶらがのる【脂が乗る】🔗🔉

あぶらがのる【脂が乗る】 魚などが脂肪が増えて味がよくなる。 《例文》 「さんまは今が旬(シュン)で、脂が乗っていてうまい。」 物事をする調子が出てきて、やる気になることのたとえ。 《例文》 「このくらいの仕事、少し脂が乗ってくれば、わけなく終わるさ。」

あぶらがみへひのついたよう【油紙へ火の付いたよう】🔗🔉

あぶらがみへひのついたよう【油紙へ火の付いたよう】 物のよく燃えやすいたとえ。また、ぺらぺらとよくしゃべることのたとえ。「油紙に火の付いたよう」「油紙に火が付いたよう」とも。 《例文》 「まるで油紙へ火の付いたように一人でしゃべっている。」

あぶらにえがきこおりにちりばむ【脂に画き氷に鏤む】▽中国🔗🔉

あぶらにえがきこおりにちりばむ【脂に画き氷に鏤む】▽中国 氷に鏤め脂に画く

あぶらにみず【油に水】🔗🔉

あぶらにみず【油に水】 水に油

あぶらをうる【油を売る】🔗🔉

あぶらをうる【油を売る】 むだ話をして時間をつぶすことのたとえ。 《参考》 江戸時代、油売りがゆっくりとむだ話などをしながら商売をしたことから。 仕事の途中などで時間をつぶして怠けることのたとえ。 《例文》 「こんな所で油を売っていないで少しはまじめに働きなさい。」

あぶらをかける【油を掛ける】🔗🔉

あぶらをかける【油を掛ける】 油を注ぐ

あぶらをしぼる【油を絞る】🔗🔉

あぶらをしぼる【油を絞る】 《豆などを絞って油を採ることから》 過失などがあったとき、それを厳しく叱(シカ)って注意することのたとえ。「油を採る」とも。 《例文》 「あんな失態をやらかすなんて、うんと油を絞ってやろう。」 むずかしい問題や仕事などをさせて苦しめることのたとえ。 《例文》 「最近少したるんでいるから、むずかしい問題を出して油を絞ってやった。」

あぶらをそそぐ【油を注ぐ】🔗🔉

あぶらをそそぐ【油を注ぐ】 《火に油を注げばさらに火勢が盛んになることから》物事に活気を与え、その勢いをいっそう強くする。また、人をほめそやしておだてる。「火に油を注ぐ」「油を掛ける」とも。 《例文》 「外相の不用意の発言は両国関係の悪化に油を注ぐ結果になった。」

ことわざ ページ 24