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しわんぼうのかきのたね【吝坊の柿の種】🔗🔉

しわんぼうのかきのたね【吝坊の柿の種】 《けちな人が何の役にも立たないかきの種を惜しがるの意》けちな人が何でも惜しがることのたとえ。 《類句》吝坊の柿のへた。けちん坊の柿の種。

しをたまわる【死を賜る】🔗🔉

しをたまわる【死を賜る】 主君から死ぬことを命ぜられる。切腹を許される。

しをつうずる【刺を通ずる】▽中国🔗🔉

しをつうずる【刺を通ずる】▽中国 名刺を差し出して面会を求める。 《例文》 「二人の姿を見ると、刺を通ずる迄(マテ゛)もなく挨拶(アイサツ)に出たが、」《谷崎潤一郎(タニサ゛キシ゛ュンイチロウ)・吉野葛》 《出典》 刺ヲ通ズルモ字(アサ゛ナ)識ル可(ヘ゛)カラズ。〔異苑(イエン)〕

しをつくるよりたをつくれ【詩を作るより田を作れ】🔗🔉

しをつくるよりたをつくれ【詩を作るより田を作れ】 実生活に直接役に立たない文学などをするよりは実利のある仕事をするべきである。 《類句》句を作るより田を作れ。

じをひくくする【辞を低くする】🔗🔉

じをひくくする【辞を低くする】 丁重なことばづかいをしてへりくだった態度を取る。 《例文》 「辞を低くして講演を依頼する。」

しをみることきするがごとし【死を視ること帰するが如し】▽中国🔗🔉

しをみることきするがごとし【死を視ること帰するが如し】▽中国 《死を恐れないようすは、まるで喜んで家に帰るようであるの意》死に臨んで泰然(タイセ゛ン)としているようすをいう。 《出典》 〔大戴礼(タ゛タイレイ)・曾子制言篇〕

しんあればとくあり【信あれば徳あり】🔗🔉

しんあればとくあり【信あれば徳あり】 信仰心のある人には徳行がある。また、信仰を持てば神仏の加護があってご利益(リヤク)がある。 《類句》信心に徳あり。

しんえんにのぞむがごとし【深淵に臨むが如し】▽中国🔗🔉

しんえんにのぞむがごとし【深淵に臨むが如し】▽中国 《深いふちの岸に立つようであるの意》危険な立場に立つことのたとえ。また、びくびくと恐れて行いを慎むことのたとえ。 《出典》 戦戦兢兢(キョウキョウ)トシテ、深淵ニ臨ムガ如ク、薄氷ヲ履(フ)ムガ如シ。〔詩経(シキョウ)・小雅・小旻〕

じんかんいたるところせいざんあり【人間到る所青山あり】🔗🔉

じんかんいたるところせいざんあり【人間到る所青山あり】 《世の中はどこで死んでも骨を埋める青々とした山があるの意》男子は、故郷を出て広い世間で活躍すべきであるということ。 《参考》 (イ)「人間」は、「にんげん」とも読む。 (ロ)「青山」は、青々と樹木の茂っている山の意で、蘇軾(ソショク)の詩によって墳墓の地のたとえとして用いる。 (ハ)幕末の詩僧月性(ケ゛ッショウ)の詩から。 《出典》 男児志ヲ立テテ郷関ヲ出(イ)ズ。学若(モ)シ成ル無クンバ復(マタ)還(カエ)ラズ。骨ヲ埋ムルニ何ゾ期セン墳墓ノ地。人間到ル処青山有リ。〔釈月性(シャクケ゛ッショウ)・題壁〕

ことわざ ページ 264