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ぜんしょはしひつをえらばず【善書は紙筆を択ばず】▽中国🔗⭐🔉
ぜんしょはしひつをえらばず【善書は紙筆を択ばず】▽中国
書の上手な人は、紙や筆のよしあしにかかわらず、どんな場合にもうまく書くということ。また、本当に上手な人は、道具や材料の良否にかかわらず、巧みにすぐれた仕事をするということ。「善書は筆を選ばず」とも。
《出典》
善書ハ紙筆ヲ択バズ、妙ハ心手ニ在リテ物ニ在ラザレバナリ。〔陳師道(チンシト゛ウ)・後山談叢〕
《類句》能書筆を選ばず。弘法筆を選ばず。名筆は筆を選ばず。
せんだんはふたばよりかんばし【栴檀は双葉より芳し】🔗⭐🔉
せんだんはふたばよりかんばし【栴檀は双葉より芳し】
《香木の白檀(ヒ゛ャクタ゛ン)は芽生えのころから香気が高いの意》英雄や天才など大成する人物は、幼時からすぐれた所があることのたとえ。
《類句》実のなる木は花から知れる。なる木は花から違う。蛇(シ゛ャ)は寸にして人を呑(ノ)む。竜は一寸にして昇天の気あり。
ぜんてつをふむ【前轍を踏む】🔗⭐🔉
ぜんてつをふむ【前轍を踏む】
前車の轍を踏む
せんどうおおくしてふねやまにのぼる【船頭多くして船山に上る】🔗⭐🔉
せんどうおおくしてふねやまにのぼる【船頭多くして船山に上る】
指図する人が多くて統一がとれず、物事が目的でない方向に進んでしまうことのたとえ。
ぜんにしたがうことながるるがごとし【善に従うこと流るるが如し】▽中国🔗⭐🔉
ぜんにしたがうことながるるがごとし【善に従うこと流るるが如し】▽中国
よいことだと分かったら、水の流れるように速やかにこれに従ってためらわない。
《出典》
善ニ従ウコト流ルルガ如ク、善ニ下リテ斉粛(セイシュク)ナリ。〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・昭公十三年〕
せんにちのかやをいちにち【千日の萱を一日】🔗⭐🔉
せんにちのかやをいちにち【千日の萱を一日】
千日かけて集めたかやを一日で燃やしてしまう。長い間苦心して得た成果を一度でだめにしてしまうことのたとえ。「千日に刈った萱(カヤ)一日に亡(ホロ)ぼす」とも。
《類句》千日の功名一時に亡ぶ。
ことわざ ページ 290。