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せんにひとつ【千に一つ】🔗🔉

せんにひとつ【千に一つ】 《千あるうちの一つの意》非常にまれであって、ほとんどあり得ないこと。 《例文》 「2度も続けて1000万円の宝くじが当たるなんて、千に一つもあり得ないだろう。」 《参考》 多く、下に打ち消しのことばを伴う。

ぜんにんなおもておうじょうをとぐ、いわんやあくにんをや【善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をや】🔗🔉

ぜんにんなおもておうじょうをとぐ、いわんやあくにんをや【善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をや】 善人に極楽往生が遂げられるのだから、仏の立場から見ればよりかわいそうな存在である悪人に往生が遂げられないはずはない。 《出典》 善人なをもちて往生をとぐ、いはんや悪人をや。しかるを世のひとつねにいはく、「悪人なを往生す、いかにいはんや善人をや」と。〔親鸞(シンラン)・歎異抄〕

ぜんのうらはあく【善の裏は悪】🔗🔉

ぜんのうらはあく【善の裏は悪】 よいことがあれば必ず悪いことが起こるということ。また、善の反対は悪だということ。 《対句》悪の裏は善。

ぜんはいそげ【善は急げ】🔗🔉

ぜんはいそげ【善は急げ】 よいことはためらわずにすぐ実行するのがよい。

せんばんにいちばんのかねあい【千番に一番の兼ね合い】🔗🔉

せんばんにいちばんのかねあい【千番に一番の兼ね合い】 1000回行っても1回成功するかどうか分からないくらい困難であること。 《参考》 「兼ね合い」は、両方のつりあいをうまく保つこと。

せんべんをつける【先鞭を着ける】▽中国🔗🔉

せんべんをつける【先鞭を着ける】▽中国 《功名を立てるために人より先に馬にむち打って走らせるの意》人に先んじて物事に着手する。 《例文》 「海洋学に詳しいあなたが海底資源の開発に先鞭を着けないで、だれができましょう。」 《出典》 范陽(ハンヨウ)ノ祖逖(ソテキ)ト友タリ。逖ノ用イラルヲ聞キ、親故ニ書ヲ与エテ曰(イワ)ク、……常ニ祖生ノ吾(ワレ)ニ先ンジテ鞭(ムチ)ヲ著(ツ)クルヲ恐ルト。〔晋書(シンシ゛ョ)〕 《類句》祖生の鞭。

せんまんにんといえどもわれゆかん【千万人といえども吾往かん】▽中国🔗🔉

せんまんにんといえどもわれゆかん【千万人といえども吾往かん】▽中国 自分で反省して正しいと思ったら、敵が千万人あっても恐れることなく、進んで行こう。 《出典》 自ラ反(カエリ)ミテ縮(ナオ)カラズンバ、褐寛博(カツカンハ゜ク)(=粗い毛織りの衣服を着た卑しい者)ト雖(イエト゛)モ吾(ワレ)惴(オソ)レザランヤ。自ラ反ミテ縮クンバ、千万人ト雖モ吾往カン。〔孟子(モウシ)・公孫丑上篇〕

ことわざ ページ 291