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せんりののにとらをはなつ【千里の野に虎を放つ】🔗🔉

せんりののにとらをはなつ【千里の野に虎を放つ】 危険なものを野放しにしておいて、後の災いを残すことのたとえ。「千里の野辺に虎の子を放つが如(コ゛ト)し」とも。 《類句》虎(トラ)を野に放つ。

せんりもいちり【千里も一里】🔗🔉

せんりもいちり【千里も一里】 《千里の距離も一里の距離と同様であるの意》恋しい人に会いに行くときは、どんな遠い道のりも遠いとは思わず苦にならないということ。「千里も遠からず」とも。 《参考》 惚れて通えば千里も一里。

せんりょのいっしつ【千慮の一失】▽中国🔗🔉

せんりょのいっしつ【千慮の一失】▽中国 《千の考えのうちの誤った一つの考えの意》賢者でも、まれには考え違いや失敗があるということ。 《参考》 智者も千慮に一失有り。 《出典》 広武君曰(イワ)ク、臣聞ク、智者モ千慮ニ必ズ一失有リ、愚者モ千慮ニ必ズ一得有リト。故ニ曰ク、狂夫ノ言モ、聖人焉(コレ)ヲ択(エラ)ブト。〔史記(シキ)・淮陰侯伝〕 《類句》智者の一失。孔子(クシ゛)の倒れ。 《対句》千慮の一得。

せんりょのいっとく【千慮の一得】▽中国🔗🔉

せんりょのいっとく【千慮の一得】▽中国 愚か者でも、まれにはすぐれた考えを出すことがあるということ。 《出典》 広武君曰(イワ)ク、臣聞ク、智者(チシャ)モ千慮ニ必ズ一失有リ、愚者モ千慮ニ必ズ一得有リト。故ニ曰ク、狂夫ノ言モ、聖人焉(コレ)ヲ択(エラ)ブト。〔史記(シキ)・淮陰侯伝〕 《対句》千慮の一失。

せんをこす【先を越す】🔗🔉

せんをこす【先を越す】 相手に先んじて物事を行う。先手をとる。「先(サキ)を越す」「先を取る」とも。 《例文》 「相手に先を越されて局面が不利になった。」

ぜんをせむるはほうゆうのみちなり【善を責むるは朋友の道なり】▽中国🔗🔉

ぜんをせむるはほうゆうのみちなり【善を責むるは朋友の道なり】▽中国 互いに善行に励むように強く勧めるのは、真の友人としての正しいあり方である。 《出典》 〔孟子(モウシ)・離婁下篇〕

せんをとる【先を取る】🔗🔉

せんをとる【先を取る】 先を越す

そうかいのいちぞく【滄海の一粟】▽中国🔗🔉

そうかいのいちぞく【滄海の一粟】▽中国 《大海の中に浮かぶ一粒の粟(アワ)の意》宇宙における人間の存在の極めて微小ではかないことのたとえ。また、広大なものの中にある非常に小さいもののたとえ。 《出典》 蜉蝣(フユウ)天地ニ寄セ、渺(ヒ゛ョウ)タル滄海ノ一粟ナリ。吾(ワ)ガ生ノ須臾(シュユ)ナルヲ哀(カナ)シミ、長江ノ窮マリ無キヲ羨(ウラヤ)ム。〔蘇軾(ソショク)・前赤壁賦〕 《類句》大海の一粟。九牛の一毛。

ことわざ ページ 293