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そうゆまさにせまらんとす【桑楡且に迫らんとす】▽中国🔗🔉

そうゆまさにせまらんとす【桑楡且に迫らんとす】▽中国 《樹木に夕日がかかろうとしているの意》年老いて死期が近づいていることのたとえ。 《参考》 「桑楡」は、桑とにれの木のことで、老年のたとえとして用いる。 《出典》 筋骨将(マサ)ニ尽キントシ、桑楡且ニ迫ラントス。〔旧唐書(クトウシ゛ョ)・太宗紀〕

そうようきびにふしてせんりをいたす【蒼蠅驥尾に附して千里を致す】▽中国🔗🔉

そうようきびにふしてせんりをいたす【蒼蠅驥尾に附して千里を致す】▽中国 《小さな青ばえは、自分で遠方へ行くことはできないが、足の速い馬の尾に付いて行けば千里の遠くまで行くことができるの意》凡人がすぐれた人の後に従って物事をすることのたとえ。「驥尾(キヒ゛)に附す」とも。 《出典》 蒼蠅驥尾ニ附シテ千里ヲ致ストハ、以(モッ)テ顔回ノ孔子ニ因ッテ名彰(アラワ)ルヲ喩(タト)ウ。〔史記(シキ)・伯夷伝・注〕

そうらんひいでんとほっすればしゅうふうこれをやぶる【叢蘭秀でんと欲すれば秋風これを敗る】▽中国🔗🔉

そうらんひいでんとほっすればしゅうふうこれをやぶる【叢蘭秀でんと欲すれば秋風これを敗る】▽中国 《群がり茂ったらんが芳しい花を咲かせようとすると、冷たい秋風が吹いて枯らしてしまうの意》すぐれた人物が、つまらない人に邪魔されてそのすぐれた徳や能力を発揮できないことのたとえ。 《出典》 叢蘭秀デント欲スレバ、秋風之(コレ)ヲ敗ル。王者明ラカナラント欲スレバ、讒人(サ゛ンシ゛ン)之ヲ蔽(オオ)ウ。〔帝範(テイハン)・去讒〕

そうりょうのじんろく【総領の甚六】🔗🔉

そうりょうのじんろく【総領の甚六】 長子は、他の子よりあまやかして育てられ、おっとりしていて世間知らずであるということ。

そうりんのいっし【巣林の一枝】▽中国🔗🔉

そうりんのいっし【巣林の一枝】▽中国 《林の中に鳥が巣を作ったとしてもわずか1本の枝にすぎないの意》小さくても安心して住める家のたとえ。また、己れの分に安んじて満足することのたとえ。 《参考》 鷦鷯深林に巣くうも一枝に過ぎず。 《出典》 曰(イワ)ク、人生朝暮モ保ツ可(ヘ゛)カラズ、又豈(アニ)能(ヨ)ク久シク居(オ)ランヤ。巣林一枝、聊(イササ)カ自ラ足ルノミ。安(イス゛ク)ンゾ豊屋ヲ事トセンヤ。〔宋史(ソウシ)〕

ことわざ ページ 297