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そうれいがえりのいしゃばなし【葬礼帰りの医者話】🔗🔉

そうれいがえりのいしゃばなし【葬礼帰りの医者話】 《葬式の帰りに、医者の手当がよくなかったとか、他の医者にかかっていたらよかったなどと語り合うの意》言ってもかいのない愚痴話(ク゛チハ゛ナシ)をすることのたとえ。 《類句》死んだ後の医者話。

そうろうのみずすまばもってわがえいをあらうべし、そうろうのみずにごらばもってわがあしをあらうべし【滄浪の水清まば以て吾が纓を濯うべし、滄浪の水濁らば以て吾が足を濯うべし】🔗🔉

そうろうのみずすまばもってわがえいをあらうべし、そうろうのみずにごらばもってわがあしをあらうべし【滄浪の水清まば以て吾が纓を濯うべし、滄浪の水濁らば以て吾が足を濯うべし】▽中国 《滄浪(ソウロウ)の水が澄んだなら冠の紐(ヒモ)を洗えばよいし、濁ったなら汚れた足を洗えばよいの意》世の中が平和に治まっているなら出て仕え、乱れているなら隠遁(イントン)する。何事も世の中の成り行きに任せるべきであるということ。 《参考》 「滄浪」は、揚子江(ヨウスコウ)に注ぐ川、漢水の一部。 《出典》 〔楚辞(ソシ゛)・漁父〕

そくいんのこころはじんのたんなり【惻隠の心は仁の端なり】▽中国🔗🔉

そくいんのこころはじんのたんなり【惻隠の心は仁の端なり】▽中国 人を哀れみいたむ心は、仁へ向かう端緒である。 《出典》 惻隠ノ心ハ、仁ノ端ナリ。羞悪(シュウオ)ノ心ハ、義ノ端ナリ。辞譲ノ心ハ、礼ノ端ナリ。是非ノ心ハ、智(チ)ノ端ナリ。〔孟子(モウシ)・公孫丑上篇〕

そこうついにぞうげなし【鼠口終に象牙無し】🔗🔉

そこうついにぞうげなし【鼠口終に象牙無し】 《ねずみの口に象牙(ソ゛ウケ゛)が生えたためしはないの意》つまらない者にりっぱなことが言えるわけがないというたとえ。

そこしらず【底知らず】🔗🔉

そこしらず【底知らず】 際限がないほどに程度がはなはだしいこと。限界が分からない。はかりしれない。「底知れず」「底が知れない」とも。 《例文》 「噂(ウワサ)にまさる底知らずの大酒飲みだ。」

ことわざ ページ 298