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そこをつく【底を突く】🔗⭐🔉
そこをつく【底を突く】
蓄えられた品物や能力などがなくなる。
《例文》
「彼のアイディアもさすがに底を突いたようだ。」
相場や物の値などが下落して最低の値になる。底値になる。
そこをはらう【底を払う】🔗⭐🔉
そこをはらう【底を払う】
残さずに全部出す。
《例文》
「残り少なくなったから、在庫の底を払って大まけにしておこう。」
そこをわる【底を割る】🔗⭐🔉
そこをわる【底を割る】
心の中を隠さずに打ち明けて示す。
《例文》
「お互いに今日は、底を割って話そうではないか。」
《類句》腹を割る。
取引で、最も低いと思われた値段より更に値が下がる。
芝居などで、事件の結末や仕組みを早くから観客に悟らせてしまう。
そしゅうそのかんむりをえいす【楚囚其の冠を纓す】▽中国🔗⭐🔉
そしゅうそのかんむりをえいす【楚囚其の冠を纓す】▽中国
捕らえられても常に祖国を忘れず、誇りに思っていることのたとえ。
《参考》
昔、楚の鍾儀(ショウキ゛)という人は、晋(シン)に捕らえられても自国の冠を着けていたという、『春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)』「成公九年」に出ている故事から。
《出典》
〔文天祥(フ゛ンテンショウ)・正気歌〕
そじょうにのせる【俎上に載せる】🔗⭐🔉
そじょうにのせる【俎上に載せる】
《料理するためにまな板の上に載せるの意》批評するためにある事物・人物などを取り上げる。「俎上に上(ノホ゛)す」とも。
《例文》
「今度はきみの作品を俎上に載せることにした。覚悟はいいかね。」
そじょうのうお【俎上の魚】🔗⭐🔉
そじょうのうお【俎上の魚】
《まな板の上に載せられた魚の意》相手の思うままになるしか方法のない状態にあることのたとえ。
《例文》
「彼の悪業は全部調べ上げてある。彼は俎上の魚だ。」
《類句》俎板(マナイタ)の上の魚。俎上の鯉(コイ)。
そそのみぎにいずるものなし【其その右に出ずる者無し】▽中国🔗⭐🔉
そそのみぎにいずるものなし【其その右に出ずる者無し】▽中国
その人の上位に出る者がなく、その人が最もすぐれていること。「右に出づる者無し」とも。
《参考》
漢代には右を尊び、右を上席とした。
《出典》
漢廷ノ臣、能(ヨ)ク其ノ右ニ出ズル者毋(ナ)シ。〔史記(シキ)・田叔伝〕
ことわざ ページ 299。