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たたけばほこりがでる【叩けば埃が出る】🔗🔉

たたけばほこりがでる【叩けば埃が出る】 どんなに正しく見えても、細かく調べれば悪事や欠点・弱点が見付かることのたとえ。 《例文》 「私だってたたけばほこりが出る体ですよ。」

たたけよ、さらばひらかれん【叩けよ、さらば開かれん】▽西洋🔗🔉

たたけよ、さらばひらかれん【叩けよ、さらば開かれん】▽西洋 何事も漫然と待ち受けているだけではだめであって、自分から積極的に努力しなければ、目的に達することはできないということ。 《出典》 求めよ、さらば与えられん。尋ねよ、さらば見出(ミイタ゛)さん。叩けよ、さらば開かれん。〔新約聖書(シンヤクセイショ)・マタイ伝〕

たたますますべんず【多多益益弁ず】▽中国🔗🔉

たたますますべんず【多多益益弁ず】▽中国 多ければ多いほど、都合がよい。 腕前がすぐれていて余裕があり、仕事が多ければ多いほど上手に処理する。 《参考》 漢の高祖が、韓信(カンシン)に「わたしはどのくらいの軍の大将になれるか。」と尋ねると、「せいぜい10万の軍の大将でしょう。」と答えた。そこで高祖が、「お前はどうだ。」と言うと、韓信は、「わたしは兵の数が多ければ多いほどうまくやれます(多々益々弁ず)。」と答えた。「では、なぜそんなお前が私に従っているのか。」と、高祖が笑って言うと、「陛下は将に将たるお方です。」と答えたという。 《出典》 〔漢書(カンシ゛ョ)・韓信伝〕 《類句》多多益益善(ヨ)し。

たたみのうえのすいれん【畳の上の水練】🔗🔉

たたみのうえのすいれん【畳の上の水練】 《畳の上で行う水泳の練習の意》理屈や方法は知っていても、実際の場合をへていなくて実地の役には立たない物事のたとえ。「畳水練」とも。 《類句》こたつ兵法。畑水練。畳の上の陣立て。畑の水泳ぎ。素引(スヒ゛)きの兵法。鞍掛馬(クラカケウマ)の稽古(ケイコ)。

ことわざ ページ 316