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たこのくそであたまへあがる【蛸の糞で頭へ上る】🔗🔉

たこのくそであたまへあがる【蛸の糞で頭へ上る】 自分ではすぐれていると思って思い上がっているが、他人からはばかにされていることのたとえ。 《参考》 昔は、たこの胴体が頭であると考えられていたので、くそは頭の部分にあると想像されていた。

たこのともぐい【蛸の共食い】🔗🔉

たこのともぐい【蛸の共食い】 利益を求め合ってやがて自滅するようになる、仲間同士の争いのたとえ。

たざんのいしとする【他山の石とする】▽中国🔗🔉

たざんのいしとする【他山の石とする】▽中国 他人の言動を、自分をすぐれたものにするための修業や反省の参考とすることのたとえ。 《例文》 「私の苦言を他山の石としてください。」 《参考》 他山の石以て玉を攻むべし。

たざんのいしもってたまをおさむべし【他山の石以て玉を攻むべし】▽中国🔗🔉

たざんのいしもってたまをおさむべし【他山の石以て玉を攻むべし】▽中国 《よその山から採れたつまらない石でも自分の宝玉をみがく砥石(トイシ)とすることができるの意》人の誤った言動も自分をすぐれたものにする助けとして役に立つということ。 《出典》 他山ノ石、以テ玉ヲ攻ム可(ヘ゛)シ。〔詩経(シキョウ)・小雅・鶴鳴〕

だしにする【出しにする】🔗🔉

だしにする【出しにする】 ある人や物事などを自分の利益のために手段として利用する。 《例文》 「戦争を出しにして金もうけをする死の商人。」 《類句》出しに使う。

だしにつかう【出しに使う】🔗🔉

だしにつかう【出しに使う】 出しにする

たしょうのえん【多生の縁】🔗🔉

たしょうのえん【多生の縁】 何度も生まれ変わり死に変わりしている間に結ばれた縁。前世から定められている、人と人との関係のたとえ。 《例文》 「ご同席できましたのも多生の縁があってのことと思います。」 《参考》 「多生」は、「他生」とも書く。

だすことはしたをだすのもきらい【出す事は舌を出すのも嫌い】🔗🔉

だすことはしたをだすのもきらい【出す事は舌を出すのも嫌い】 非常にけちで、出し惜しみをすることのたとえ。 《類句》袖から手を出すも嫌い。

たぜいにぶぜい【多勢に無勢】🔗🔉

たぜいにぶぜい【多勢に無勢】 小人数で多人数に向かえば結局負けてしまうということ。 《類句》衆寡(シュウカ)敵せず。

だそく【蛇足】▽中国🔗🔉

だそく【蛇足】▽中国 《描き添えた、蛇(ヘヒ゛)の足の意》でき上がっているものにあとから付け加える余計なもののたとえ。 《例文》 「美文調の年頭の挨拶(アイサツ)だが、後半は蛇足であった。」 《参考》 昔、中国で、大きな杯一つに酒をもらった下僕たちが、蛇の絵を描いて先にできた者が飲めることにして競争した。最初に描き終えた者が、杯を持ち、得意になって足のないはずの蛇に足まで描き添えてしまい、次に蛇を描き終えた者に酒を飲まれてしまったという。 《出典》 〔戦国策(センコ゛クサク)・斉〕

ことわざ ページ 315