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たんをすてちょうをとる【短を捨て長を取る】▽中国🔗⭐🔉
たんをすてちょうをとる【短を捨て長を取る】▽中国
他のものを参考とするとき、その短所・欠点を除いて長所・美点だけを採用する。
《例文》
「新法令は、前法令の短を捨て長を取って作成しました。」
《出典》
此(コ)ノ九家ノ言ヲ観(ミ)ルニ、短ヲ舎(ス)テ長ヲ取ラバ則(スナワ)チ以(モッ)テ万方(ハ゛ンホ゜ウ)ノ略ニ通ズベシ。〔漢書(カンシ゛ョ)・芸文志〕
だんをとる【暖を取る】🔗⭐🔉
だんをとる【暖を取る】
体を暖める。
《例文》
「ストーブで暖を取る。」
たんをはっする【端を発する】🔗⭐🔉
たんをはっする【端を発する】
物事がそれをきっかけにして起こること。
《例文》
「第一次世界大戦はオーストリア皇太子の暗殺に端を発した。」
ちいさくなる【小さくなる】🔗⭐🔉
ちいさくなる【小さくなる】
恐縮して遠慮する。
《例文》
「恩師の前では、日ごろの大言壮語に似ず、小さくなっている。」
ちえいでてたいぎあり【知恵出でて大偽有り】▽中国🔗⭐🔉
ちえいでてたいぎあり【知恵出でて大偽有り】▽中国
人知が開けて人々が知恵を巧みに用いるようになると、大いなる偽りが生じて世の中が乱れるということ。「知恵出でて偽り有り」「慧知(ケイチ)出でて大偽有り」とも。
《出典》
大道廃(スタ)レテ仁義有リ。智恵出デテ大偽有リ。六親(リクシン)和セズシテ孝慈(コウシ゛)有リ。国家昏乱(コンラン)シテ忠臣有リ。〔老子(ロウシ)・第十八章〕
ちえおおければいきどおりおおし【知恵多ければ憤り多し】▽西洋🔗⭐🔉
ちえおおければいきどおりおおし【知恵多ければ憤り多し】▽西洋
学問や苦労をして知識が増してくると世の中の矛盾や不合理な点にも気付き、憤慨することも多くなる。
《参考》
In much wisdom in much vexation.の訳。
《出典》
それ知恵多ければ憤り多し。知識を増す者は憂いを増す。〔旧約聖書(キュウヤクセイショ)・伝道の書〕
ちえのもちぐされ【知恵の持ち腐れ】🔗⭐🔉
ちえのもちぐされ【知恵の持ち腐れ】
すぐれた知恵を持っているのに十分に活用しきれないでいることのたとえ。
ちえはこだしにせよ【知恵は小出しにせよ】🔗⭐🔉
ちえはこだしにせよ【知恵は小出しにせよ】
一時にありったけの知恵を出してしまうと後で困るときがあるから、知恵はその場に応じて少しずつ出すのがよいということ。「知恵は小出し」とも。
ちえをつける【知恵を付ける】🔗⭐🔉
ちえをつける【知恵を付ける】
よく知らない人にわきから教えてそそのかすことのたとえ。
《例文》
「子どもにそんなことが考えられるはずがない。きっと親にでも知恵を付けられたのだろう。」
ことわざ ページ 328。