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てがとどく【手が届く】🔗🔉

てがとどく【手が届く】 能力・才能や技量などが十分にあって購入・取得・参加などができる。 《例文》 「あのコートは高くて手が届かない。」 世話が行き届いて心配りが十分である。 《例文》 「幹事の手が届かない所があれば、ご勘弁を。」 ある年齢にもう少しで達する。 《例文》 「40歳に手が届こうかという年配。」

てがながい【手が長い】🔗🔉

てがながい【手が長い】 手癖が悪くて盗みをする癖がある。 《例文》 「あの男は手が長いから、注意するんだな。」

てがはなれる【手が離れる】🔗🔉

てがはなれる【手が離れる】 子どもが大きくなって親の手数が掛からなくなる。 《例文》 「この子も六つになり、やっと手が離れるようになった。」 それまで続けて来た仕事などが終わり、それに携わらなくなる。 《例文》 「雑務から手が離れたので本業に専心できる。」

てがはやい【手が早い】🔗🔉

てがはやい【手が早い】 物事をてきぱきと素早く処理する。 《例文》 「機敏な彼は、何をやらせても手が早い。」 特に、女性と関係を持とうとして働き掛けるのが早い。 《例文》 「手が早いから、もうあの女性をものにしているかもしれない。」 暴力を振るいがちである。 《例文》 「短気で手が早いから、怒ったりしているときはそばに近寄らないほうがいい。」

てがふさがる【手が塞がる】🔗🔉

てがふさがる【手が塞がる】 すでに一つの仕事に取りかかっていて他のことをするゆとりがない。 《例文》 「申し訳ありませんが、いま手が塞がっていますので明日にして下さい。」 《対句》手が空く。

てがまわる【手が回る】🔗🔉

てがまわる【手が回る】 物事をするための手配りが十分に行き届く。 《例文》 「忙しくてそんな細かいところまでは手が回らない。」 犯人逮捕のための警察の準備が整う。手配がなされる。 《例文》 「そこまで手が回ってしまえば、犯人は逃げてもどうにもなるまい。」

てきこくがいかんなきものはくにつねにほろぶ【敵国外患無き者は国恒に亡ぶ】▽中国🔗🔉

てきこくがいかんなきものはくにつねにほろぶ【敵国外患無き者は国恒に亡ぶ】▽中国 対立する敵国や外から攻められる心配のない国は、油断してついには滅びてしまうものである。 《出典》 入リテハ則(スナワ)チ法家・払士(ヒッシ)(=主君を助ける臣)無ク、出(イ)デテハ則チ敵国外患無キ者ハ、国恒ニ亡ブ。然(シカ)ル後ニ憂患ニ生キテ、安楽ニ死スルヲ知ルナリ。〔孟子(モウシ)・告子下篇〕

ことわざ ページ 351