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てきをみてやをはぐ【敵を見て矢を矧ぐ】🔗🔉

てきをみてやをはぐ【敵を見て矢を矧ぐ】 《敵を近くに見てから矢を作るの意》事が起こってから慌(アワ)てて対策を講ずることのたとえ。 《参考》 「矧ぐ」は、竹に鳥の羽をつけて矢をつくる意。 《類句》軍(イクサ)見て矢を矧ぐ。

てぐすねひく【手薬煉引く】🔗🔉

てぐすねひく【手薬煉引く】 《手で薬煉(クスネ)を塗るの意》十分に準備を整えて機会を待ち構えることのたとえ。「手薬煉を引く」とも。 《例文》 「ひとつ懲らしめてやろうと、手ぐすね引いて待っているところに彼がやって来た。」 《参考》 「薬煉」は、松やにに油を混ぜた、弓弦(ユツ゛ル)を強くするために塗るくすり。

てごころをくわえる【手心を加える】🔗🔉

てごころをくわえる【手心を加える】 物事をその場の状況に応じたり、事情を考慮して寛大に取り扱う。手加減を加える。 《例文》 「取り引きの条件が厳しすぎますので、多少の手心を加えてほしいのです。」

てこでもうごかない【梃子でも動かない】🔗🔉

てこでもうごかない【梃子でも動かない】 《物が重すぎて梃子を使っても動かないの意》態度や考えが堅くて決して変えないことのたとえ。 《例文》 「あんなに強情な男性もいないね。いくら説得しても梃子でも動かないんだから。」

てしおにかける【手塩に掛ける】🔗🔉

てしおにかける【手塩に掛ける】 自ら面倒を見て大切に育てることのたとえ。 《例文》 「お前さんは、赤ん坊のときからこの伯母(オハ゛)が手塩に掛けた子ですよ。」

てじゃくびんぼう【手酌貧乏】🔗🔉

てじゃくびんぼう【手酌貧乏】 酒は、自分で酌をして飲むのは貧乏臭くてみっともないから、人に酌をしてもらって飲むのがよいということ。 《類句》手酌は恥の元。

てだしじっそうばい【手出し十層倍】🔗🔉

てだしじっそうばい【手出し十層倍】 けんかのときは最初に暴力を振るった者の罪がいちばん重いということ。

てだまにとる【手玉に取る】🔗🔉

てだまにとる【手玉に取る】 《お手玉を自由自在に操るように》人を自分の思うままに操ることのたとえ。 《例文》 「相手は海千山千だ。君なんか行っても手玉に取られるだけだ。」

ことわざ ページ 352