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てにおえない【手に負えない】🔗⭐🔉
てにおえない【手に負えない】
自分の能力を越えていて取り扱えない。
《例文》
「手に負えないいたずらっ子。」
てにおちる【手に落ちる】🔗⭐🔉
てにおちる【手に落ちる】
その人の所有となる。
《例文》
「あの物件はA氏の手に落ちた。」
受け取る。落手する。
てにかける【手に掛ける】🔗⭐🔉
てにかける【手に掛ける】
その人が自分で扱って行う。手掛ける。
《例文》
「(縫イ物ヲ)どうせなら汚(キタ)ならしい婆(ハ゛ア)さんの手に掛けるよりも、別嬪(ヘ゛ッヒ゜ン)さんの方がいい……」《水上滝太郎(ミナカミタキタロウ)・大阪の宿》
自分で世話をする。
《例文》
「手に掛けて育てた子ども。」
自分自身で殺す。
《例文》
「殿はついに忠臣を手に掛けてしまった。」
てにする【手にする】🔗⭐🔉
てにする【手にする】
手で物を持つ。
《例文》
「警官がピストルを手にしてそこに立っていた。」
自分のものとする。
《例文》
「辛苦の末に一国を手にした。」
てにつかない【手に付かない】🔗⭐🔉
てにつかない【手に付かない】
心が他に奪われていて、行うべき物事ができない。
《例文》
「祭りの準備が気になって仕事も手に付かない。」
てにつばきす【手に唾す】▽中国🔗⭐🔉
てにつばきす【手に唾す】▽中国
《物を握る手が滑らないように、重い物を持ち上げるときなどに手につばを吐き掛けることから》物事に取り掛かろうとして、元気を奮い起こすようす。
《手につばを吐くのはやさしいことから》非常に容易であることのたとえ。「手に唾(ツハ゛)する」とも。
《出典》
〔唐書(トウシ゛ョ)〕
《類句》手に唾して決すべし。手薬煉(テク゛スネ)引く。
てにてをとる【手に手を取る】🔗⭐🔉
てにてをとる【手に手を取る】
互いに手をつなぎ合う。
《例文》
「みんな手に手を取って踊っていた。」
男女が仲よく行動を共にする。
《例文》
「手に手を取って逐電(チクテ゛ン)した。」
てにとるよう【手に取るよう】🔗⭐🔉
てにとるよう【手に取るよう】
すぐ目の前にあるようにはっきりと見えたり聞こえたりすることのたとえ。
《例文》
「恵那(エナ)山の方で鳴る風の音が手に取るように聞こえますよ。」《島崎藤村(シマサ゛キトウソン)・夜明け前》
てにのる【手に乗る】🔗⭐🔉
てにのる【手に乗る】
相手の思うままになる。だまされて相手の術中におちいる。
《例文》
「相手はなかなかこちらの手に乗ってこない。」
ことわざ ページ 355。