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いちいたいすい【一衣帯水】▽中国🔗🔉

いちいたいすい【一衣帯水】▽中国 《高い場所から見下ろしたときに1本の帯のように見える川の意》互いに川や海を隔てて距離が近いことのたとえ。 《例文》 「一衣帯水の地。」 《出典》 隋(ス゛イ)ノ文帝曰(イワ)ク、豈(アニ)一衣帯水ニ限リテ、之(コレ)ヲ拯(スク)ワザル可(ヘ゛)ケンヤト。乃(スナワ)チ陳(チン)ヲ伐(ウ)ツ。〔陳書(チンショ)・後主紀〕

いちうりがおににまるがお【一瓜顔に二丸顔】🔗🔉

いちうりがおににまるがお【一瓜顔に二丸顔】 女性の容ぼうで、いちばんよいのは、うりのように中高でやや細長い顔で、2番目は丸顔であるということ。 《参考》 俗に「一瓜実(ウリサ゛ネ)に二丸顔三平顔に四長顔五までさがった馬面顔(ウマツ゛ラカ゛オ)」という。

いちおしにかねさんおとこ【一押し二金三男】🔗🔉

いちおしにかねさんおとこ【一押し二金三男】 女性を得るには、まず押しが強く、次に金があり、3番目が男ぶりのよいことが条件であるということ。 《参考》 俗に「一押し二金三男四程五芸」という。

いちがのながれをくむもたしょうのえん【一河の流れを汲むも他生の縁】🔗🔉

いちがのながれをくむもたしょうのえん【一河の流れを汲むも他生の縁】 一樹の陰一河の流れも他生の縁

いちかばちか【一か八か】🔗🔉

いちかばちか【一か八か】 成功するかどうか分からないが、運を天に任せて思い切って大きな物事を行うようす。伸(ノ)るか反るか。 《例文》 「だが、生きるからには、もっといさぎよく一か八かで生きていこうではないか。」《西村孝次(ニシムラコウシ゛)・文学の芽》

いちからじゅうまで【一から十まで】🔗🔉

いちからじゅうまで【一から十まで】 その物事のすべてがそうであるようす。どれもこれも全部。 《例文》 「じゃあお前は一から十まで自分のすることは正しいと信じているのかえ。」《宮本百合子(ミヤモトユリコ)・伸子》

いちげついぬる、にがつにげる、さんがつさる【一月往ぬる、二月逃げる、三月去る】🔗🔉

いちげついぬる、にがつにげる、さんがつさる【一月往ぬる、二月逃げる、三月去る】 1月は行事が多くて、2月は普通の月より日数が少なくて、3月は行事が多くて、それぞれ早く過ぎ去ってしまうということ。 《参考》 「一月(イチケ゛ツ)」の「い」と「往(イ)ぬ」の「い」、「二月(ニカ゛ツ)」の「に」と「逃(ニ)げる」の「に」、「三月(サンカ゛ツ)」の「さ」と「去(サ)る」の「さ」とでそれぞれ韻を踏んでいる。

ことわざ ページ 40